長周期地震動と高層マンション

私も最近になりましてこの言葉自体を知ったのですが、地震の巣の上に存在して居るような日本列島で家屋や高層ビルの耐震化ですとか免震化が進んできていますが、何でも地震には普通にグラグラ小刻みに揺れる地震以外に、長周期地震動と言われるゆっくり大きく数十秒周期で揺れる地震に対しては、殆ど研究がされてきていなかったという事で、長周期地震動の揺れは高層マンションになればなるほど、上手い具合に(失礼)地震の揺れと高層ビルの固有の震動に同調して増幅されたような格好になって、壊滅的なダメージを建物に与える事が心配されているのだそうですね。

まあ普通に揺れる小刻みで大きな地震が来て建物が倒壊してしまっても、想定を上回る揺れが来れば建物は倒壊しますし想定を上回る予想外の揺れなんだから仕方が無いって感じで、マスコミが世間を誘導して終わってしまうのだろうと想像致しますが、今現在になってにわかにクローズアップされてきた長周期指地震動に関して言えば、今現在は研究途中で正確な事が解明されていないまでも、シュミレーションによると高層ビルや高層マンションは長周期地震動の揺れに耐えられる構造になっていなくて、もの凄く危険な状態で倒壊してしまう事がかなり分かっているのですから、さっさと高層ビルやマンションの建築はストップさせて、長周期地震動の研究やそれに対する技術的な対応の研究を先行させたほうが良いと思うのですよね。

何と言いますか、産業界の利益と人命とどちらが大切かと政治家一人一人に問いかければ、100%の政治家が人命の優先と答えるでしょうが、現在建築中の高層マンションや高層ビルの建築をストップしろと言える政治家は皆無でしょうし、それ以上にマスコミが長周期地震動の危険性について声を大にしないのは、如何なものかと思いますね。
(ごく一部のマスコミや専門家の間では話題に上がっていますが)

私が思うに日本は国土が狭いですから、人口がどんどん増えている状況であれば高層マンションがどんどん建築される意味も有るのだと思いますが、人口はご存じの通り減少に転じておりますし、高層マンションの改修の問題ですとかも各地で問題が出てスラム化するマンションがあちこちに出現しているのですから、無理に高層マンションを建築するよりも、安全が担保できるマンション建築を推進すべきではないでしょうかね?

勿論、長周期振動地震動への対応がしっかり出来て安全で快適な高層マンションが建築できるのであれば、推進しても良いとは思いますけどね。