社内ロープレと聞き上手のコツ
私もずっと営業現場で働いてきていますから営業研修の類は沢山経験してきていますし、社内ロープレなんてのも数多く経験してきているんですけど、思い返しますと聞き上手になる練習ってのは一回もやったことが無いですね。
実際営業活動をやりますと話す力だとか表現力みたいな事もとても重要で必須項目なんですけど、実はそれと同じくらい相手から聞き出すだとか更に相手が自分に話したくなるような聞き上手の能力ってのもとても重要だと気が付くのです。
で、私なりの聞き上手のコツを書いてみますけどまずメモを取るって行為について書きます。
会話をしながらメモをとるって行動はですね状況次第でプラスに作用する場合とマイナスに作用する場合がありまして、基本的にね聞き出すって事を最優先にした場合はやめておいたほうが相手が話しやすくなる場合が多いですね。
特に初対面の相手ならあっ!ここは重要だなって時だけポケットからメモを取り出して要点を書き留める程度じゃないと、まぁ聞き出そうとしても逆に警戒されちゃうような事になることが多いわけです。
で聞き出すコツで必要なのは相槌(あいづち)、リアクション、表情、聞く姿勢だと思います。
まぁこれらは単独なものじゃなくて複合して作用して聞き上手になるわけですけど、相槌って分かりますよね?
「へ~そうなんですかぁ、そうですよね~、はい~」みたいなのを相手の話す内容に合わせて絶妙のタイミングで入れなくちゃいけないと言いますか、相槌が下手な営業で聞き上手の営業マンは一人もいませんし、聞き下手な営業マンで平均以上売れている人も誰も居ないのです。
で相槌ってのは口で言葉を発するって言うよりも首を振るみたいなリアクションが相槌を打つって感じがぴったりしますね。
ですから口で発声するだけの「はいそうですね~」じゃ逆に相手を馬鹿にしているように捉えられてしまう事にもなりませんから、ちょっとオーバーアクション気味かな?くらいの気持ちで丁度いいのかもしれません。
ここまでできたら表情は穏やかにしているが基本で相手の話す内容に応じまして、笑ったり驚いたり感心したりみたいな表情を相槌にセットとして組み込むわけです。
ここまで出来ちゃえば聞く姿勢ってのは自動的に完成しているのでありまして、あと付け加えておくとしたら自分がね売れていてハッピーな営業マンみたいな雰囲気をネ出しとかないと、そりゃこっちは営業マンなんですから普通の人より10倍警戒されてしまうのですね。