営業能力やセンス以前の問題

昔を思い出してみますと部下の中にはお荷物営業マンと言い切ってしまって良いような、とにかく売れない営業マンってのがおりまして、まぁある程度の規模や歴史がある会社でしたら過去や現在に一人や二人の売れない営業マンの存在があると思いますけど、思い返してみますとその手の人ってのは大概におきまして能力とかセンス以前の問題だったりするわけです。

具体的に書きますと先輩の営業マンですとか上司はね、新人の営業マンに対しては今までやってきた営業活動で、こうやったらうまく話が運んだだとか、これは触れちゃダメだとか、とにかく蓄積している営業ノウハウというなの経験を新人に伝えまして営業に出すわけですよ。

背広は綺麗な状態でネクタイもまっすぐ着用して挨拶はこうやって、名刺交換のマナーはなんて営業マンとして基本的なことから始まりまして、飛び込み営業でしたら明るく元気にコレをまず話してとか、とにかく自分が今まで経験してきた事を元に最もうまく行った事例を部下の営業マンに伝えるわけですよ。

勿論ね、五十代の年配営業マンと二十歳そこそこの新人営業マンでは成功する方法は違うのかもしれませんけど、けど教わった営業マンは先ずは言われたとおりに忠実にやらないと先はないんですよ。

もし上司や先輩に言われたとおりにやってみて上手くいかないとしても、それはそれで再度上司に聞いてみるとかアドバイスを貰って前進する事が出来るわけなんですけど、売れない奴ってのはまずよく観察してみると言われた通りのことを忠実にやってない場合が多いのですよ。

一応は言われた通りのことをやりましたと言いつつ、ネクタイは曲がっているし客先に訪問して言っている事は声が小さくて相手に良く聞こえなくて、なにより俯いて元気がなかったりするわけですよ。

そうしたら指導する上司としても先に進むことなんて出来ませんから言われたとおりにやれとしか指導できないんですよね。

まぁ言われた通りの営業活動が出来ないのもセンスの一つなのかもしれないのですけど、はっきり言って今まで色々な先輩たちが多くの失敗を繰り返しながら、最も成功する方法だと思われるやり方が存在するんですから、最初は何も考えないでその通りやれば良いだけで、そんな段階でですね自分は営業センスが無いからだとか能力がどうのこうの言い出すのは根本的に考え方が間違っていると思うのです。

そんなわけでですね、平均的な営業マンでしたら先ずは他人のやっている方法を忠実に真似をする事で誰でもなれると思うのです。