無花粉杉の植林に反対する

確か三年ほど前に同様の事を書いたのですが、どうやら花粉症対策の名目で日本に存在する杉の木を順次、花粉の飛散が非常に少ない杉の木に変更していくとの作戦が実行に移される勢いのような感じで報道されていますが、私はこの無花粉杉の植林には大反対なのであります。

一応念のため書いておきますが私自身、数年前から花粉症の症状が出ていまして花粉が舞い散る時期になりますとクシャミと鼻水と目の痒みなる三点セットが現れていますが、それでも無花粉杉の普及には大反対です。

さて植物が何の為に花粉を空中に飛散させるかってのは、皆さん小学校の理科の授業で習ったと思いますが、受粉して花に実を付ける為なので有りますから植物の生存における非常に大切な行為と言いますか現象なのですから、この花粉を殆どまき散らさない杉の木ってのは、花粉症に悩む人間様にとっては、良い杉なのかもしれませんが生命力の弱い種類の杉の木を増やす事になりますし、それによって生態系が変わるかどうかなど未知の部分が多すぎると思いますし、地球上に住んでいるのは人間だけじゃないのですから、余り自分勝手な振る舞いは慎むべきだと思うのですよね(学者さんの中にも無花粉杉の植林や普及に反対している人が結構居るそうですが)。

花粉繋がりで一緒に書いておきますと、花粉の運び屋の役割を持っているミツバチが謎の大量失踪をしているそうで、数年前からアメリカで起きていた事が遂に日本のミツバチにも同様の大量失踪現象が起きてきてしまいまして、人間のお陰で生態系の絶妙のバランスが崩れてきているのでは無いでしょうかね。

ですから地球上で横暴に権力をふるう人間が花粉の少ない木を植えて、ミツバチが住めない環境を作り出してしまいますと植物は育たなくなってしまうので有りまして、かなりやばい方向に進んでいってしまいますよね。

それに生物には耐性って能力が有るのでありまして、今の世代では無理でしょうが毎年時期が来ると花粉が飛び散るのでしたら、自然と人間の体のほうも耐性が付いてくるような気がするので有りまして、逆に無花粉杉の植林のような事をやってしまいますと、益々人間の体が花粉に対する抵抗力を失っていくような気がするのですよね。

追伸
花粉症治療にも言える事だと思いますが、何となく思うには医学や科学の進歩に反比例して人間の体のほうがひ弱になって行くので有りまして、未開の地に住む人々と都会に住む人との抵抗力の違いを考えれば一目瞭然な気が致しますね。