住宅構造と花粉症

私自身が建築士の資格を持っているわけでもないのですが、徐々に日本中に増えて来た花粉症と一般木造住宅について思うところを書いて見ようと思いますが、とある専門家の意見では日本住宅の性能が向上した反面、機密性が高くなったり住宅建材や接着剤などから出てくる物質が増えたお陰で、アレルギー状態が出やすくなる人が増えて、花粉症を発症する人が増加したって事らしいのですが、私も一理あるような気が致しますね。

つまりその花粉症の症状はアレルギーの一種でありまして、そのアレルギーってのは自分の身体に有害だと思われる物質に対して体が反応して各種アレルギー症状が出てくるって事なので有りまして、家の中にはホルムアルデヒドを始めとする化学物質が浮遊していて、外に出れば車からの排気ガスですとか、工場の煙突からの煤煙ですとかやたらとアレルギー反応を起こさなくてはいけない物質が氾濫しているわけですから、何時の間にかアレルギー反応を起動させるスイッチが入りやすくなってしまったって事でしょうかね?

ただまあ一度花粉症を発症してしまいますと自然治癒は中々難しいらしいですから、ひたすら花粉と接触しないようにする又はレーザー治療などで治療してしまうしか方法は無いようなのですが、今回のコラムの本題であります住宅構造について考えて見たいと思います。

まず花粉症対策だけに限って言いますと、必ずしも高気密住宅で有る必要は無いと思うので有りまして、何となく高気密になっていないと隙間から花粉が侵入してきそうな気がしてしまうかもしれませんが、隙間風を感じるような酷い状態でなければ、通気性を確保した住宅のほうがカビや結露の発生を抑える事が出来ますし、たぶん花粉症になる人はアレルギー症状を起こしやすい人だと思いますので、変に機密性が高い住宅に住まないほうが良いのでは無いかと思いますね。

何故ならば花粉症には加湿器が結構有効だと言われて居まして、事実加湿器で一定以上の湿度を保っていますと花粉は室内では、水分を含んで全て床に落ちてしまうそうですから、その為に花粉症の症状を抑える事が出来ますが、その場合やたらと機密性が高いと今度は結露とカビに悩まされる事になってしまいますからね。

追伸
しっかし日本は昔から木の家に住んできた木材と馴染みが深い民族で杉の木なんか最もよく使われてきた材木の原料なのでありまして、その花粉によってアレルギーが引き起こされるなってのは何だか皮肉な現象ですよね。