建築確認申請とは

今回のコラムでは、姉歯建築して脚光を浴びました建築確認申請について書こうと思いますが、簡単に偽装されてしまって認可した国さえも責任を取らないような仕組みであれば、さっさと廃止してしまったほうが良いとも思いますが、そうしますと今度は粗悪な建築物が増えてしまうような気もするので有りまして、中々難しいのですよね。

聞くところによりますと建築確認申請の由来は、地震が多い日本におきまして一定以上のレベルを持った住宅や建築物の建築や設計を義務づけるって所から始まっているようですが、書類による申請が基本ですし全てが書類や設計図通りに施工されているかどうかを、見張っている人など居ませんので、かなりの穴があるのは間違いないと思いますし、完全に穴を塞ぐのは無理じゃないかなって思いますね。

現行の建築確認申請では審査が終わって許可がおりませんと、建築に着手できないのですが、そーゆー建築前に縛りを入れても最初に書いたように、設計図通りに施工されているかどうか24時間監視出来ないのですから、事前審査に力を入れるよりも、完成後の保証ですとか仮に建築を請け負った工務店やゼネコンが倒産した場合の保証関係に力を入れたほうが、品質の良い住宅が供給できるのではないかなって思うのですよね。

つまり建築確認申請なんて事は廃止してしまって、その代わりに公的機関や第三者機関による建物の完成後の瑕疵や不具合に対する保証を充実させましたら、自然と保証機関のほうで住宅に対する品質要求は高くなりますし、住むほうだって安心して住宅を購入できるようになると思うのですよね。

私が思うには、建築確信申請のような線引きを行いますと、逆にそのレベルをクリアしてしまえばOKで品質的に大丈夫って感じになってしまうので有りまして、変な風に国が最低レベルを設定してしまうから、日本の木造住宅は20年位で寿命が来てしまうような気がするのですよね。

私は専門家では無いのですが、ヨーロッパ辺りでは100年とか200年前の住宅が当たり前のように使われていると聞きますし、高温多湿だとか地震が多いってマイナス要素を考慮致しましても、日本の技術力を持ってすれば、100年住める住宅を建築する事は全然難しくないと思うのですが、そんな事をしたら住宅着工件数が減少して工務店の倒産が一気に増えて景気が冷え込んで大変な事になってしまうから、やってはいけないのでしょうかね?

なにせ住宅産業は裾野が広い産業ですからね。