住宅ローンの問題点

昔から住宅ローンの支払い不能って事態は枚挙に枚挙にいとまがないのですが、バブルの頃のように土地の値段が上昇していれば、高額な住宅ローンが支払えなくなっても、購入した住宅を手放してしまえば、多少の借金が残ったとしても、大きな痛手を負う事は少なかったのですが、ここ最近(2008年から2009年)では、住宅バブル、不動産バブルはとっくの昔に消滅していますので、住宅ローンの支払いが滞る状態になってしまいますと、売却(任意売却)しようとしても、大幅に資産価値が落ちてしまって、例え売却が成功しても残債務の穴埋めにはほど遠く、家は手放して住む場所は無くなってしまうは、それでも借金は残るという悲惨な状態になってしまう人も少なく無いのでは無いでしょうかね?

で今回の本題の住宅ローンの問題点ですが私は大きな部分で2つの問題点が有ると思うのですが、それは住宅の資産価値の下落の事と金融機関の担保設定の査定の能力の二つです。

まず最初の資産価値の下落の問題ですが、これはバブルの時代であっても資産価値が認められるのは、もっぱら土地に関してで有りまして、建物に関してはせいぜい築後20年位までしかまっとうな資産価値が認められないのでありまして、これは高い割に耐久性に問題が有る住宅が少なく無いのと、メンテナンスに関してハウスメーカーや工務店が積極的に告知してこなかった部分が大きいのでありまして、住宅の資産価値を維持するって視点が欠けている場合が多いのでは無いでしょうか?

もう一つは別の所でも書きましたが、銀行で住宅ローンを組む際に審査は入りますし、通常物件価格の八割程度までしか貸し出ししませんし、該当の物件に担保設定されるのですが、多くの場合において住宅ローンの支払い不能になって任意売却ですとか場合によって競売になった時に、殆どの場合、大きな借金が残ってしまうのでありまして、どうも銀行の査定能力ですとか担保に対する考え方に問題が有るような気が致しますね。

まあ日本だけに限った事では無いのかもしれませんが、経営が苦しくなったら公的資金を注入して助けてしまったり、責任を誰も取らないような体質を持った銀行ですし銀行員は能力が無いのに妙な特権意識だけは一丁前に持っているので有りまして、そーゆー問題が有る銀行ですから住宅ローンの問題点は解決しないでしょうね?

個人的には、ノンリコースローンが住宅ローンの主流になれば余計な保証会社も不要ですし、担保査定能力も飛躍的に向上するのでは無いでしょうかね?