少子化と住宅事情

誰がどう考えても移民でも大量に受け入れない限りは人口がどんどん減っていって、否が応でも事情は改善するどころか、日本中に沢山の空き家が出来てしまうのは、かなり高い確率で起こりうる事なのでありますが、住宅産業としてはそんな事が現実になると分かってしまえば、土地の価格も中古住宅の価格も下落する事になってしまいますので、分かっているけど話題は持ち出さないって感じでしょうかね?

で、ここからは私の脳内お花畑、想像の世界なのですが今後の日本の住宅事情を予測致しますと、社会の二極化同様に住宅に関してもロケーションを背景とした二極化が進んでしまって、人口密集地が増える反面、ゴーストタウンと化す場所も増えてしまうのでは無いでしょうかね?

根拠としては、人口が減れば当然の事ながら学校だって幼稚園だって減少しますし、病院や警察といった施設も間違いなく減少させませんとバランスが取れなくなってくるのでありまして、2009年に既に出ている医療不在とか、小学校の無くなった地域が更に増えますので、今から住宅を取得する場合は、将来的どうなるかまで考えて検討致しませんと、大きな損をしてしまいますよね。

つまり人口が増加している状況においては、なんだかんだ言っても土地の価格は上昇して住宅価格も上昇してある程度の資産形成が不動産で出来たのではありますが、今後は一部を除いて大部分の不動産においては時とともに徐々に資産価値が下がっていってしまう可能性が大ですから、特に長期の住宅ローンを組んで住宅を取得するのは非常に慎重になるべきでしょうね?
(個人的な見解として20年以上の住宅ローンを新たに組む事は極力避けるべきだと思います。)

まあせいぜい20年位で大規模な補修をしないと住めないような木造住宅が何千万円もするのはそもそも高すぎたとも言えますし、少子化によって住宅購入にかかる費用が現在の半分位になったほうが、日本人全員がより豊かに暮らせるのでは無いでしょうかね?

追伸
しかしまあベビーブームが有って日本の人口が爆発的に増えて、宅地造成や団地の建設ラッシュからたかだか30年経ったか経たないうちに今度は人口が減少に転じまして、もうすぐ空き家が全国的に増えるって事が確実な情勢なのですから、まったく一寸先は闇と言いますか、先の事は誰にも分からないですね。

まあ先を見通す為に、エライ学者の先生は存在するのだと思うのですが、果たして先を見通せたエライ先生は存在したのかどうか、少々気になる所なので有ります。