二世帯住宅の問題とか

まずね、私の知る限り昭和の時代までは大家族とか2世代3世代が同じ屋根の下に暮らす何て事はごく普通に行われて居た事で、とりたてて2世帯住宅とかを建築しなくても、まぁそれなりに多人数が暮らす家が結構有ったと思いますが、特に都心部を中心に何時の間にか二世帯住宅って言葉が定着してきて、2世代以上の同居は二世帯住宅が必要かなって思う人も何故か増えて来たのが現実では無いでしょうか?

でね、私自身の経験から言いますと子供なんてのは直ぐに大きく成長して家を出て行ったりしちゃいますし、自分自身も親も気が付いたら年を取って後期高齢者一直線ですし、なにより日本の木造住宅の寿命が結構短くて、マメにメンテナンスしないと直ぐにぼろくなってしまうって事なのですよね。

まぁ日本の木造住宅の耐久性が今の倍くらい有って、資産価値の下落率が低くて中古物件の市場が活況を呈していれば、全く問題が無い事なのかもしれないですけれど、基本的に親の世代は途中で先に旅立ってしまいますし、新築から20年とか年数が経過してしまいますと、場合によっては結構大規模な改修工事が必要になってしまうのでありますから、建ててから二十年後の家族構成を想像すると、結構厳しいものがあるのかもしれないですよね。

たぶんこの辺りは、一般住宅の耐久性とか資産価値の維持とか固定資産税とかメンテナンスの費用とか、家族構成が変わった時の売却や住み替えなどの対応ですとか、結構いろんな事が絡み合っていて簡単に解決しない問題ではないかと思います。

なにせ今の日本は少子高齢化で、このままのペースですとあと何十年か先には日本の人口は今現在の三割くらい減ってしまって居るって試算するエライ先生もいらっしゃったと思いますし、エネルギー利用の効率化を考えますと、少なくなった人口と合わせて人口の集中が進む事も考えられますので、はたして二世帯住宅を今から建てるのはどうかなって思いますね。

たぶん、全額即金で現金一括で購入するのでしたら良いのでは無いかなとも思いますけど、25年ローンとか親子二世代ローンなんて長期のローンを組むのは個人的意見としては絶対に止めておいたほうが良いと思いますよ。

勿論、固定金利で住宅ローンを組んでいて、凄いインフレでも起きてくれればかなり得する事になりますけど、スーパーインフレは庶民の生活に壊滅的な打撃を与えちゃったりするので有りますから、どっちにしろリスクが高い事には代わりがないのではないでしょうか。