戸建て住宅とランニングコスト(維持費用)

憧れのマイホームって言葉はまだ存在してると思いますが、今回のコラムでは戸建住宅の維持費用について考えてみたいと思います。

さてマンションの場合ですと管理組合か何かに強制的に加入する事になりまして、管理費を毎月支払いますが戸建住宅の場合は基本的に管理費用は発生しませんけど、入居してから5年も経過致しますとなんだかんだとメンテナンスにお金がかかってくるのですよね。

これは使用している建材の質にもよりますけど、粗悪な建材を使っていますと10年経過しないうちに外壁はひび割れが発生したり色あせてきてしまいますし、コロニアルの屋根などでもやはり色褪ですとかサビが発生してきてしまいまして、そのまま住んでいても支障は有りませんが見た目が良くないですし、徹底的に劣化してから対応をするって事になりますと、結構な出費になってしまいますから、定期的に外壁や屋根の塗り替えや吹き替えの補修をする必要が出てくるんですけど、これが数十万円単位の結構な金額になってしまうのですよね。

それと日本の住宅の場合はやっかいなシロアリの存在もございまして、知らない間にシロアリが我が家に住み着きまして木材を食い荒らしてしまって気がついたら、土台や床下をすっかり食い荒らしてボロボロになっていたなんて事も珍しくないので有りまして、このあたりも気がついてから対応するにしても定期的にシロアリの点検をするにしても、やはり結構な出費になってしまいます。

ですからやはり戸建住宅に住んでいましても、将来の補修メンテナンスに備えまして毎月1万円程度の積立は必要なのではないかと思うのでありまして、特に無理して住宅ローンを組んでしまって毎月の支払いが住宅ローンだけで精一杯のようであれば、しばし購入を見合わせた方が良いのではないかと思いますね。

それと私自身が住宅ローンを組んで自宅を購入した口なのですが、どうも日本の木造住宅ってのは耐久性が今ひとつのような気がするのでありまして、25年とか住宅ローンを組みましてこれの支払いが終われば、完全に自分のものになるし家賃もローンもないので楽出来ると目論んでいましても、ローンの支払いが終わる頃には相当住宅の痛みが進んでしまいまして、下手すると住宅ローンの支払い終了と同時に、建て替えの算段を考え無くてはいけないって事になってしまうのですよね。

そんな訳ですから戸建住宅を取得するときに余り考えない、維持メンテナンス費用についてももっと考える必要が有ると思うのですよね。