梅雨入りと水虫

一般的には梅雨入りしましてジメジメした毎日が始まりますと憂鬱な気分になってしまう人も多いわけですけど、梅雨入りを一日千秋の思いで待っていた方々も多いのであります。

アマガエルの一族ですとか雨具業界の人々ですとか色々いらっしゃいますけど中でも白癬菌の仲間たちつまり水虫菌ですけど、彼らは冬の間はじっと足の角質層の中ですとか目立たない場所で息をひそめつつ、来るべき梅雨入りから夏のシーズンインに向けて体力を蓄えて、自己研さんに励んできたのでありまして、なにせ冬のような気温が低くて彼らにとっての命綱である湿度が低くて、水虫たちの戦闘力が下がりまくっていますから、そんなときに下手にひと暴れしたら逆に絶滅(完治)されちゃいますから梅雨入りまではおとなしくしているんですよね。

まぁその前に日本の場合は5月にゴールデンウィークがありまして人々が活発に動き出しますから、そこで水虫たちは秘密作戦発動して共有のスリッパですとかあらゆる機会を使ってまずは暴れる前に活動拠点を広げる事に専念しているようですけどね。

私が感心してはいけないのですけど水虫の総司令官はなかなか聡明なのか、長年にわたるノウハウの蓄積なのか詳細は不明ですけど、彼らはしっかりとした年間計画をもとに活動しているのでありまして、冬の間は隠密行動と自己研さん自主トレーニングに努めて、もしかしたら角質の下ではベテラン白癬菌が新人に対して教育訓練を実施しているのかも知れませんが、暖かくなってきて梅雨入りくらいまでは密かに人間に気がつかれないように活動拠点の拡大を行っているようですね。

で梅雨入りから梅雨明けして夏のシーズンには思い切り暴れまわって人間に痒い思いをさせるわけじゃないですか?で冬になって来て気温が下がって湿度が下がって戦闘力が下がってくる時期になると、素早く地下に潜るじゃなかった角質層に撤退して時期シーズンに備えているわけですね。

こうやって人々の目に見えないところで水虫(白癬菌)は種族の存続と繁栄を脈々と続けているわけですから、毎年のように新たな水虫治療の薬品ですとか治療法が出てきてもさすが水虫ウン千年の歴史ですね。

そしてさらに怖い事に数年前には海外から新型水虫なるまぁ外国人助っ人ですかね、強力な援軍まで呼び寄せて勢力の拡大を図っているわけでありまして、日本人と致しましては周辺諸国との軋轢に合わせまして身近な所でも脅威にさらされているのでありますね。