飛び込み営業のコツについて考える

私も若い頃と自分の会社を立ち上げた当初には飛び込み営業に明け暮れた時期が有りますが、今回はそんな飛び込み営業のコツについて書いてみようと思 います。

私の場合はどちらも法人向けの販売でしたから、ひたすら会社に飛び込みをくり返したワケですけど、まず気持ちが萎えないように心が折れ てしまわないように、心の持ち方がまず根本的に大事だと思います。

まず冷静に考えて頂きたいのですけど、仕事中にアポイントも無しに勝手に飛び込んでくる営業マンなんてものは仕事の邪魔をしに来る敵で あると認識している場合も少なくないと思います。

ですから邪険に扱われるのも当たり前ですし、受付でアポイントがないと担当者に取り次いでくれないなんてのも、ごく正常な対応なので有 りますからそーゆー事は一切気にしない事ですし、いちいちそんな事を気にしていたら心が折れてしまうだけだと思います。

まずはっきり申し上げまして、ベテラン営業マンでも新人営業マンでも基本的には初めて訪問する会社でも個人宅でもちゃんと担当者なりと 顔を合わせて初回のご挨拶が出来るまでの確率は大きく変わらないので有りまして、訪問される側だって飛び込んできたばかりの相手を簡単に見極めは出来ませ んからね?

ですから初回の飛び込み営業のコツとしては訪問した段階では売るとか売り込むとか全く関係なくて、単に担当者や責任者と面談出来る訪問 先を見つける宝探しにのような感覚で、少々不謹慎ですけど移動中はインディジョーンズのテーマソングでも鼻歌していても良いと思います。

次に訪問先での第一声ですが私の場合でしたら、自分の所属と氏名を名乗りまして本日は○△のご紹介に参りました!で簡潔明瞭に目的を伝 えるようにしていました。

まぁいくら遠まわしに話をしても、興味のないお客は買わないでしょうし初対面で営業マンの方から何か質問するのもどうかと思いますし、 個人的には最初にはっきりと目的を告げて少しでも興味をしましたお客だけ次回に訪問出来るような印象を残してさっさと退散したのでありますが、これでした ら訪問件数を稼ぐことも出来ますしそもそも、これだけでしたらあまり邪険にあしらわれる不快な思いもしなくて良いですし、訪問された側だって仕事の邪魔が 最低限で済みますからね?

特に新人の営業マンの場合でしたら、この方法が私は良いと思っていますし、なにせ飛び込みで入ってくる営業マンなんてのは何と遠まわし に話をしても、結局は何かを売り込みに来ているのは明白なんですから、さっさと第一声で告げてしまったほうが楽ですよ。

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