木酢液と水虫

今回のコラムでは水虫治療と木酢液(もくさくえき)について書いてみようと思いますが、木酢液とは主に炭焼きによって生成される木材からの生成物で弱酸性で強い殺菌作用が有るとの事で、最近になって水虫の治療薬として木酢液が盛んに宣伝されたりしていますが、どうも現時点では大部分の木酢液が薬事法による認可を取っていないようですので、臨床試験も副作用の調査も面倒な事をすっ飛ばして、木酢液が水虫の特効薬のように販売しているように思うのですが、まあ痒い水虫を素早く完治したい気持ちは分かりますが、ちゃんと薬品として認可を受けていない木酢液を使用しても、自己責任って事になってしまいますので注意が必要では無いでしょうか?

※但し民間治療と言われる、酢に足を漬けるとか、日本茶の葉っぱとか、大根の卸したやつだとか水虫治療に関しては様々な民間治療が江戸の昔から試されていましたので、効果が有る無しについては殺菌効果が有るのでしたら水虫にも効果が有るでしょうし、実際に木酢液を使用して水虫を完治した人も多いようですから、試してみたいって人は自己判断で試してみれば良いのでは無いでしょうか?

こーゆ書き方をしますと木酢液はどうやって作るのか気になる人も多いと思いますので簡単に書いておきますが、木酢液の作り方は炭焼きの時に煙突から出てくる煙を集めて冷やしておけば出来上るって事ですから、まあ元の木材が農薬などで汚染されてなければ、一応ナチュラルな物質のようですから、訳の分からない水虫治療液よりは安全のような気が致しますがね。

木酢液の作り方を調べていてふと思ったのですが、要は炭焼きをする時に出来てくる副産物であって、木酢液を作成する為に何か仕入れたりする原価はかかっていない訳で有りまして、炭焼き時の煙を集めて冷やして瓶に詰める作業だけなのでありますから、もう少し安く販売しても良いのでは無いかなって思いますね。(出来ればちゃんとコストをかけて薬として国の認可を受けたほうが良いと思いますが)

追伸
人類とのつきあいが長くしかも根絶はおろか、未だに勢力を拡大している水虫ですので治療薬は本当に色々出てくるのですが、皮膚に浸透して水虫を死滅させる殺菌力が有れば水虫なんて簡単に完治できるような気がするのですが、水虫も考えた物で、宿主に大きな健康被害を与えない程度に繁殖して、無茶苦茶強い水虫治療薬を使うと、人間の皮膚に別の副作用が出てきてしまうような、絶妙の特性を持って人間とお付き合いしているのですよね?