水虫の靴下と洗濯の事

基本的に一家の中で水虫に感染するのは一家の大黒柱のお父さんと相場がほぼ決まっているのでありますが、困るのは洗濯なのでありまして洗濯時間の問題ですとか水道代とか電気代とかを考えますと家族の洗濯は一回にまとめてやっつけた方が時間も経費も節約できるのですが、お嬢さんがいる場合なんかですとかまぁお父さんの水虫靴下と一緒に洗った下着なんて着用したら一発で水虫に感染しちゃいそうなので断固拒否って事になるのでは無いでしょうか?

まずそのお父さんの水虫靴下の臭いが移るとかはさておきまして水虫菌(白癬菌)が一緒に洗濯すると他の人に感染が広がるかどうかって重要な問題ですが、これは危険性はゼロじゃないけど同じ洗濯機で洗濯したくらいで移ってしまう可能性はとても低いのでありますね。

その理由と言いますか根拠もしっかりしているのでありまして、右足に水虫に感染した人が履いていた靴下を左右一緒に洗濯致しまして干して乾いたらもう左足に履いていたのか右足に履いていたのか五本指の靴下でも履いていない限り分かりませんから、水虫に感染した左足に履いていた靴下を今度は右の足に装着したりするのはごく普通に行われていますけど、それでも左右の足の間で水虫感染が広がらない場合が殆どなのです。

ただまぁ気持ち的には十分理解出来ますし一日外で働いてその間は革靴の中で十分に蒸しあがった靴下が発生する悪臭は、直接触れなくても傍に近寄っただけでも臭いが移ってしまいますし、あの靴下に染み込んだ汗と皮脂と悪臭の元と雑菌と白癬菌など様々な物が洗濯槽の中に渾然一体となって広がった中に、自分の下着も一緒に入ってかき回されるのはやっぱり耐えられないって人が多いのでしょうかね?

まぁ私だって下着ですとかタオルとかハンカチになりますと基本的に感染しないとわかっていても心理的には抵抗感が出てきてしまうのでありまして、このあたりは昔有った特定の病気の人に対して空気や入浴によって感染することは無いのに、入館拒否しちゃいますなんて事例と相通じる部分があるのでしょうね。

確か小物洗濯専用のバケツが発売されまして結構売れたような記憶がありますが、お父さんの水虫感染した靴下だけでしたら洗濯機を回して一回分の電気と水と洗剤を使うよりもバケツで洗った方が無駄が無いので、お父さんは水虫に感染したら自主的に洗濯用のバケツを買ってきた方が家庭円満を持続させることが出来るのかもしれないですね。