白癬菌の特効薬は何故出ない?

毎年のことですが春の訪れとともに夏の終わりまでの間は水虫治療の薬を宣伝する広告の方も元気一杯なので有りますが、まいとし水虫治療の薬を出しているメーカーさん曰く強力な新製品を出している割に患者さんは減っていないようですし、使えばタチドコロニ水虫が完治する特効薬の噂も聞きません。

思うにこの辺りが水虫(白癬菌)のしたたかなところなのでありまして、あまりに人体への攻撃性が高いと宿主が生きていられなくなりますし、適度なかゆみ程度で抑えているから放置されちゃう事も多く、なにより皮膚の中に住み着いていますからそう簡単に特効薬は開発出来ませんよって所じゃないでしょうかね?

まぁ何と言いますか強力な酸性の液体ですとかアルカリ性のものに触れますと白癬菌は即座に死滅致しますし、強力な紫外線などでも同じことが言えるのでありますが、なにせ人の表面にある皮膚の中に住み着いているのですから、水虫の特効薬って事で使いましたら確かに白癬菌は数分で死滅するかもしれないですけど、本体の人の体も無事ではいられないわけで、今どき肉を切らせて骨を断つなんて武士みたいなことをつぶやいて白癬菌に立ち向かう人もいらっしゃらないでしょうし、第一薬事法がそんな事は許しませんから水虫の特効薬が出てこないのだと思います。

まぁ人の皮膚には影響が無くて白癬菌にだけ有効な強力な薬でも出てくれば違うのでしょうけど、確か聞くところによると人間の皮膚の表面には様々な細菌やバクテリアみたいなものが平和に?暮らしていましてある意味そいつらが外部からの悪い菌の侵入を防いでいたりしてくれてるみたいですから、なまじっか今よりも強力な薬は作れないのでしょうね?

確か他のコラムで書きましたけど、昔は日本でも水虫の特効薬って事で水銀入りの軟膏つまり水銀軟膏が販売されておりまして、これがまぁ正しく水虫の特効薬だったのですけど、人体への悪影響がはっきりしましたので日本では販売されていないのですよね?

さてここからは完全に私の頭の中のお花畑での想像なんですけど、もしかしたらね水虫の特効薬は既に開発されているけどそんなものを市販して患者さんがいなくなってしまったら、折角毎年夏場にかけての売れ筋商品が売れなくなってしまうから、開発出来ていても市場に出さないなんて事はないですよね?

なにせ昔から人を苦しめてきた感染病の類の多くにおいて特効薬が開発されてきていまして、これだけ患者が多い水虫に未だに特効薬が出きてこないのは何だかおかしいような気がするのです。