無能な二代目社長の問題

まず最初に書いておかなくてはいけないと思うのは、二代目社長の中にも立派な人物はいますが、まあ過半数は苦労しないで世襲制によって社長の座が転がり込んできたようで、本人はそれなりに苦労して能力もあるつもりだけど、実際には親の七光りだけしか取り柄がないような人物も中には居るので有りまして、創業社長から二代目社長に代替わりした途端に会社が傾いたなんて事も珍しく無いようですので、ここので二代目社長は無能な人が多いと言い切ってもあながち間違いでは無いと思いませんか?

ただ、二代目社長の場合ですとちょっとした上から目線での発言ですとか生意気な態度について、増幅されると言いますか二代目のボンボンって最初から世間や社内や取引先は表情には出しませんが殆どの人が二代目社長には、蔑んだ感情を持っていたりしますから、余計に二代目の苦労知らずのくせにって思われている所も多いのですよね。

しかしまぁ正真正銘のお墨付きを与えたい位の無能を絵に描いたような二代目社長も世の中には少なく無いと予想するのですが、それもそのはずで有りまして、そもそも経営者とか社長になって人の上に立って指導するとか導くって事は、やはり少なくとも平均的な日本人よりは人望があったり、能力が秀でていたりする必要が有るのでして、並の人間が簡単に人の上に立つ経営者になれる訳もないのでありまして、そう考えると無能な二代目社長が日本中に沢山存在するのは当たり前の話なのかもしれないですよね。

でね、可愛そうと言いますか問題なのは先代の社長の時代から勤めてきた従業員、番頭さんに手代に丁稚どんなので有りまして、二代目社長の中には親の威光を笠に着るのだか、親に与えられた地位と権力を振り回さないと損だとでも思っているのか、仕事が出来ない上に性格悪い経営者の下で急に働かなくてはいけなくなった人達でしょうね。

若いうちでしたら転職も出来るでしょうが、つぶしがきかない年齢になってから、自分の子供ほどの年回りの二代目社長の下で働かなくてはいけなくなって、しかもその新しい経営者は能力も無し、人望もない性格が悪い男なんて事になったら、転職も出来ないし全く自分の運命を呪ってしまうのでは無いでしょうかね。

とはいえ二代目社長本人も自分が望んでそういった星の下に生まれてきた訳もなく、選択の余地がないまま何時の間にか社長の椅子をあてがわれたって現実もまたありまして、物事は単純ではないのですよね。