提灯記事とは

どうも目を凝らして更に多方面から見たり聞いたり考えたりしなくてはいけないのですが、世の中には提灯記事が溢れているようでテレビ番組で特定の商品やお店を持ち上げていても、鵜呑みには出来ない気が致しますし、そろそろマスコミの正体に世間が気が付いてきた感じが致しますね。

さて今回のコラムの本題であります提灯記事とは特定の企業や人物の意図をくみ取ったり、持ち上げたり好意的な記事って事になるわけですが、丁度闇夜を照らす提灯のようにぼんやりと足下を照らしてよいしょするので有りまして、これがまあ提灯のようにロウソクの炎でないと明るすぎても色々とアラが見えてしまったり、提灯記事って事がばれてしまうので提灯の明かり位が丁度良いのでしょうね。

※最近は日常生活で提灯が登場する事がすっかり無くなってしまいましたが、あのぼんやりとした明るさは人間の心に優しいですよね。

つまりそのテレビ番組で特にその番組の提供スポンサーが発売した商品を番組内で取り上げる場合は、眉に唾付けて見る必要が有りますしグルメ番組で安くて美味しい店って事で取り上げられる店の中にはごく一部ですが、謝礼が動いているって話も無くは無いようですし、カー雑誌やバイク雑誌が新車のインプレッション記事を掲載する場合でも、もうその雑誌一冊に各メーカーの広告が沢山掲載されているのですから、悪い事を書ける訳が無いのですよね。

まあそんな中で提灯記事を一切排除した、徳大寺有恒さんの間違いだらけの車選びのような本がベストセラーになったのだと思いますが、何時の間にか出版も途絶えてしまいまして、提灯記事が氾濫している現代こそ頑張って欲しい存在だったと思うのですが、残念ですね。

でまあ2009年になりまして、世界中にアメリカ発の大不況が蔓延致しまして大手-メーカーに至ってもマスコミ各社に支払っていた多額の広告宣伝費を削減する動きが出てきておりまして、これを機会にマスコミ各社が別の収益源を模索して提灯記事を排除してまともなマスコミに脱皮を遂げるのか、もしくは更にスポンサーにすり寄って、もう提灯記事以外を探すのが困難になるのかどうかは予測できませんが、何となく後者のようになってしまうような気が致しますね。

追伸
表向きは正義を不当なまでの勢いで振り回すマスコミですが、実際の所はスポンサーの顔色を伺っていないと言い切れるマスコミは、極々少数なのでありますから、消費者と致しましてはそういった現実を分かった上でマスコミと付き合う必要が有りますよね。