結婚するな

この原稿を書いている時点では2009年の衆議院選挙投票日4日前なのですが、報道によりますと麻生太郎首相が講演会での学生の質問に答える形で、 金のない奴は結婚するな的な発言をしたって事で騒がれておりますが、まぁ近所のおっさんがした発言であれば別に正論として異議は出ないのだろうと思います が、政権与党の党首でもある麻生太郎の発言としてはちょっと問題が大きいようですよね。

つまりその外的要因があるにしても国家運営に問題が有って、貧富の差が開いて社会が二極化して先に希望が持てない労働者が大量に出現し てしまったり、既得権を持つ一部の人間が富を独占したりって色々有って、ニートだのワーキングプアが生まれてしまったのですから、麻生太郎が金のない奴は 結婚するなってなんて発言をすれば反発が出るのは当然の事では無いでしょうかね?

ただまぁ現実問題としては収入が少ないと結婚して子供が生まれても、育児休暇もおいそれとは取得出来ないですし託児所や保育所の類も順 番待ちのようですし、住まいだって少々広くしなくてはいけませんし、公立の学校に通わせるにしても教材費だの給食代だの修学旅行だの何だかんだと現金が必 要なので有りまして、確かに愛だけでは食べていけませんし夫婦が良くても生まれてくる子供はそんな事関係ないですからね。

しかしこの少子化問題ってのは貧困の問題が根底に有るのは事実だと思いますし、まず結婚して安定した生活が営めるだけの収入の確保って のは結婚前の必須項目であるのは間違いないのですけど、今の日本において簡単に解決できない問題なので有りまして、下手すると少子化の進行が国力の減退を 招いて国際競争力の低下によって更に貧しい人が増えて、でもって全体に貧しくなれば別ですけど更に貧富の差が開いてしまうと、もう少子化どころの話で無く なってしまいまして、解体の危機に瀕する日本って事になってしまいますよね。

追伸
たぶん麻生太郎としては本音で話しているから、金のない奴は結婚するなって発言になってしまうのでしょうけど一国の総理でしかも国政選挙の直前になって、 まるでオウンゴールのような発言をしてしまうあたり、底の浅さと言いますか思慮の足り無さを感じてしまうので有りましてよくもまぁ総理にまで上り詰めたも のですね。

まぁ金が無いと結婚してもとても苦労しますしたぶん離婚率も高くなるだろうに生まれてくる子供も随分と苦労するでしょうから正論て事に は間違い無いとは思いますけどね。