笑うって事

大部分の方がこの世に生を受けて人生を笑って過ごしたいと思っていると思いますが、成人になって社会に出て中々心底心から笑うって事は少なくなってきますよね。

代わりに、作り笑いであったり、愛想笑いであったり、卑屈な笑いであったり、都合の良くない事を誤魔化すための笑いであったりで、そんなのが増えてきてしまうんですよね?
世の中にそんな笑いが増えていますので、自然に人前で心から笑うって事は意識してしなくなってきている人も多いのではないかと思います。

私が思うには人前で自然に笑える人は全ての行動や仕草が自然体である人が多いですよね?

じゃあ私もそうしようって感じには簡単には出来ないのでありまして、仕事中の経営者としての自分であったり、営業マンとしての自分であったり、上司であったり、家庭に入れば家庭の顔って感じで、その場その場で必要とされる自分ってのが有りますので、そんな中で何時でも自然体でいられるってのは、なかなか出来ないですよね?

話を元に戻して笑うって事についてもう少し書いてみますと、そもそも身の回りや世の中に心から笑えるって事が無いのではないかって事に今、気がつきましたね。

まぁ変な話ですが心から笑えるのは純真無垢な赤ん坊くらいなもので、それ以外に成人で何時も笑って居る人でしたらもしかしたら、頭の中がお花畑になっているかもしれませんし、そもそも人間が生きていくって事は、様々な苦労や困難に直面して解決していくから面白いので有りまして、何の苦労も無い人生でしたら経験したことがないので一概には言えないのですがもしかしたらつまらない人生なのかもしれないですね。

まぁ個人的に思うのは心から笑えるようになるために困難に立ち向かっていったり、苦労を乗り越えていくって所が結構人生楽しい部分なのではないかなって最近になりまして、強く思うようになったのでありまして、難しいゲームをクリアする喜びみたいなものなのでしょうかね?

ただ人生の場合は単純にゴールとかステージクリアみたいな表示が出てくるわけでは有りませんから、ある意味では自分で満足して笑える到達点を設定できるって点が、難しいような面白いようなって所なんでしょうかね?

追伸
年齢を重ねてくると何だか笑いのツボみたいなものが変化してくるような気がするので有りまして、落語では笑えるけど子供の頃にあんなに大笑いしたドリフターズのコント劇には全然笑えなくなってしまうとか、仕事で成功した時が一番笑えるようになったとか、とにかく成長したんだか退化したのか分かりませんが、笑いのツボが変化してきたのだけは確かなようで有りますね。