木造建築とシロアリの対策

昔読んだお伽噺にヘンデルとグレーテルってやつがありまして、確か男の子と女の子の兄弟だったと思いましたけど、そのお話に魔法使いのお婆さんが住むお菓子の家ってのが出てきたと思いますが、日本における住宅の大部分は木で出来ていて、シロアリの目にはお菓子の家のように映っているのかもしれませんし、最近では海の向こうアメリカからもアメリカカンザイシロアリなるお友達まで遊びに来て、北は北海道から南は九州、沖縄までしっかり勢力圏内として大活躍しているのが現状では無いでしょうかね?

何でも聞くところによりますと、木造建築でシロアリが絶対にやってこないような家を建築しようとすると、そこに住んでいる住人の健康に悪影響が出てしまう化学物質が空気中に放出されてしまいますし、逆に家の中の空気にアレルギーや人体に悪影響を及ぼす化学物質の放出をゼロにしたような木造住宅では、シロアリにとってもお菓子の家になってしまうって感じで、もしかしたら住宅建築の材料に木材を使っている限り、高寿命住宅ってのは難しいのかもしれないですよね。

ただじゃぁ木材に取って代われる、コスト的に使用できて加工がしやすく、しかも耐久性があってシロアリが食べない材料が何か有るかなって考えて見ても、残念ながら何も思い浮かびませんし、あったらハウスメーカーあたりがとっくに使っているのでしょうね。

まぁ個人的には一般木造住宅に使用する材木に、なんかコーティングでも致しまして、シロアリが見向きもしないように加工して、コスト的にも何年かに一回の割合でシロアリ予防をするよりも安く上がるような技術が定着しても良いのかなって思いますね。

なにせ正確な試算も何も無いのですけど、日本全国でシロアリによって損なわれる資産価値ってのはもう相当の金額に上るのではないかと思いますし、シロアリ被害が無くなれば日本住宅の資産価値も随分と上がるのでは無いでしょうかね?

なにせ住宅ローンが払い終わる頃には建替えないとボロボロってのが現状ですからね。

追伸
別の視点で考えますと、日本の木造住宅はせいぜい30年程度で駄目になってしまうし、屋根の葺き替えだの、外壁の塗り替えだの、シロアリ対策だの結構メンテナンスにお金がかかって、それによって住宅産業全体が回って居るのでありまして、それがシロアリが撲滅されてメンテナンスが一気に減って、しかも住宅寿命が何割か延びてしまいましたら、たぶん相当数の業界内での倒産とか事業縮小が出てしまうのでは無いでしょうかね?