昆虫採集未経験

そう言えば夏休みになっても虫かごと虫取り網をもって歩いている少年の姿を見なくなったのでありまして、一部にはクワガタとかカブトムシをデパートに納入するとかインターネットでの販売目的で大人が里山に入って、虫取りに熱中しているなんて事は有りますけど、すっかり少年の虫取り姿は見なくなってしまったのでありますね?

さて最近では虫嫌いとか虫が苦手な人が急増中との事ですがそりゃ小さい頃に虫取りの経験もなければ、触るなんてことも出来るわけがないのでして、何でもキャンプ場にキャンプをしに行って虫がテントの中に入ってきただけでクレームになる時代ですから、どうやら日本人は自然の中で生きていることを忘れてしまったようですよね?

まぁ昆虫にとってみれば少年たちに虫取り網を振り回されて追い回されて虫かごの中に閉じ込められるよりも、見向きもされないほうが幸せなのかもしれませんが、昆虫が生息出来る場所がどんどん減少しているのでありまして、そろそろ共存も考える時期に来ているような気も致します。

そう言えば数年前の夏休みに家族でディズニーランドや豊島園に遊びに行ったことを思い出しましたが、虫除けのスプレーをあいにく忘れていってしまったのですが、一日中半袖で外にいたのですが一箇所も蚊に刺されることも無く、それはそれで快適な生活と言えるのでしょうけど、何だか小さな昆虫たちがどんどん勢力と生息地を減少させているのを実感させられて、複雑な気分になりました。

話を子どもたちの昆虫採集の話に戻しますが、都内の住宅地でもかろうじて公園に行きますと多少の虫は残っているようですし、私の住んでいるような田舎でしたら少し雑木林の中にはりましたら様々な虫が生息していますし、運が良ければカブトムシとかクワガタムシに遭遇するチャンスが残っていると思うのですが、少年が昆虫採集にチャレンジしようと思っても様々な障壁が今では出現しているのでありますね。

まずお母さんは虫なんて捕まえてきても、たぶん虫かごを持って家に入ることをなかなか許可しないですよね?

それに学校でもたぶん知らない他人の土地に入ってはいけないと教えていますし、土地の持ち主だって子どもが昆虫採集のために入り込んで事故でも起こされた日には、責任問題に発展する昨今ですから、場合によっては立入禁止にして柵を張り巡らして簡単には侵入出来ない様にする必要が有るわけです。

そんな状況はほんとに寂しく思いますし、楽しかった虫取りのことを思い出して思わず今回のコラムを書いてしまいましたが、こんな思いで思っている人もどんどん減ってくるのでしょうね?