泥沼化のイラクと自衛隊派遣問題と解決策

このコラムを書いている2004年4月14日現在のイラク情勢は、邦人誘拐人質問題が今だ解決せず、迫撃砲や砲弾がイラク国内を飛び交い、アメリカとイラクが戦争中のときよりも、ひどい状態になっています。
派遣された自衛隊は、周りが危険になってきたので宿営地から出て活動することが難しくなってきており、宿営地内での給水作業をやっている。

それが現在の状況です。

多分誰もがイラク問題は短期間で解決するとは思っていないし、50年経っても今のやり方を進めても解決するどころか、よりいっそう混迷すると思っている人も多いのではないかと思います。

だいたい問題は、テロリストと武力でもって戦う単純な善と悪との戦いではないのですから、善対悪の解決方法を行っても金輪際解決なんてしないと思います。

だから、問題点を全部洗い出して絡まった糸を解きほぐすように確実に解決していくのが一番の近道だと思いませんか?

○イラクとアメリカの過去の関わりとイスラム圏と先進国との歴史的背景

○貧困の問題

○教育の問題

○価値観の違い

○宗教と国家の関わりについて

出せばまだまだ出てくるのではないかと思いますが、単純な善対悪ではないことは分かりますよね?

これらを含めた諸問題が複雑に絡み合って現在イラク国内が混迷しているわけでありまして、どの問題をとっても武力で解決できることは、全く無いとは言いません武力を持って挑まなければ解決できない問題もあるかもしれませんが、教育とか価値観を分かり合うとかは、武力を行使しないで解決すべき問題ですよね。

もう少し、視野を広げての論議が出てくることを望みます。

追伸

どうもアメリカが国益を最優先に考える行動が非常に目立ってきまして、ブッシュ大統領末期になってよりそれが鮮明になってきた気がしますね。

ブッシュ大統領の後にはマケイン氏かオバマ氏のどちらになりますが、どちらになっても世界の共存よりもアメリカの国益重視の姿勢は変わらないと思います。

これを正す力をEUあたりに期待する人は世界でも多いのでは無いでしょうか?