手抜き営業と要領営業マン

手抜きといえば手抜き工事なんてのが一時期には随分と横行したようで、後になって不具合がどんどん露出してくる結果になるわけですけど、営業活動の世界でもこの手抜き営業ってのに注意しないと後でクレームに追われて大変な事になります。

例えば営業部において新人なのに営業成績が良くて上司の方もあいつは売上を出してちゃんと結果を残しているから別に注意を払わなくてもいいやって感じで放任していましたら、実際の営業活動で手抜き営業の連発で半年も経たないうちにそれが次々と発覚してきて処理に追われることになるなんて場合もありますから、特に経験の浅い営業マンで経験が浅いのに予想以上の営業成績を出している場合は、一応は手抜き営業をしていないか営業活動の詳細な内容を早いうちにチェックしておく必要が有ります。

私の過去の経験を少し書きますと土木関係の設計ソフトの販売を長い間やってきたのですが、ソフトの良さやメリットを説明するのと同じくらいに、例えば習得にある程度の勉強が必要なことですとか、他社ソフトと考え方の違いから操作性が違うところがあるとか、人が作るソフトウェアですから必ずバグが出てしまう事ですとか、色々とね後でクレームが発生しないように予防線を張っておく必要もあるわけですよ。

ここを手抜き致しまして、大丈夫ですお任せ下さいとかハッキリと出来ないと返事しなくちゃいけない質問に対して曖昧な返答でお茶を濁して契約に結びつけるなんて手抜き営業をしちゃいますと後で営業手法の問題が大きく目に見える形で出現しちゃうわけですよね。

まぁ中には実際の営業活動は手抜き手法そのものなのに、販売した後のサポートはサポート部隊や技術スタッフに丸投げしてしまいまして自分はせっせと営業成績の向上に務めていてお咎めは一切なしなんて要領営業マンみたいな人も居ますけどね?

要領営業マンを許容するとか手抜き営業を生み出すような下地はその企業体質による所が大きくて、多少問題が有っても売上至上主義、なんだかんだ言っても契約を取ってきて売上を計上して会社に貢献する営業マンが数字の大きいほど偉い営業マンで会社にとっての必要度が高いなんて考え方だけで人を評価しているような企業ほど、営業の手抜きが発生しますね。

しかしそのような考え方一辺倒ではやがて手抜き営業の付けが一気に回ってくることになるのは間違いないですから、売上を作ることも勿論とても大切な仕事ですけど、手抜き営業は意識してしないように心がけなきゃいけないわけです。