起業の足を引っ張る障害

1999年6月、私は小さな会社を起業した、当時 資金的な余裕も無かったし先が見えないので1番手続きが簡単で費用も少ない合資会社の形態を選んで起業 した。

今回のお題は”起業の足を引っ張る障害”である、そもそも会社を新しく立ち上げたときはやらなくてはいけない事が山ほどあるのが普通で すよね? 新しく会社を立ち上げてやる気満々になっていたり、希望と不安で胸が一杯のときに足を引っ張る障害があるのである。

会社を設立時の役所関係の届出が何ヶ所にもわたってしまって、同じような書類を何度も提出する必要があってそれが、終了しないと営業開 始できないのである。

私の場合設立時点で社員を1人入れたのですが、先ずは法務局に会社の登記、税務署に設立の届け出を出して、社会保険事務所に行って健康 保険と年金の手続きをして、社員の雇用保険加入の為にハローワークへ行って届けを出して、労災の加入の為に労働基準監督所に行ってと、それが一回で手続き が終わる場合も少ないのですよ。

全部管轄が違うからとの理由でその度に違うところで手続きをしなければならないのです。
管轄が違うだかなんだか知らないのですが、別々に立派な建物を建てて税金を使わなくても集約出来ないものかと思いましたね。

国も起業を奨励するのなら、例えば新たな法人設置なら法人設置の窓口があって1箇所で手続きをすれば、保険も年金も雇用保険も労災も受 付完了にすべきだと思う。

最初にも書きましたが会社を興した時は販路の獲得や、社内の整備などそれこそ寝る間も無いほど忙しいのである、最初から社労士や税理士 に報酬を払って頼んでしまえば良いのかもしれないが、資金は無いけどハングリー精神だけは人一倍あって起業して会社を大きくしようと燃えている企業家も多 いのである。

そこでこの障害である、私が体験したところで合間で他の仕事をやりながらでは有るが、全ての手続きを完了するまで2週間はかかってし まった覚えが有る。

私はもう起業をしてしまったのですが、上場企業も大企業も倒産する時代ですからやる気の有るアントレプランナーが起業しやすい環境に なっていってほしいものだと思う。

しかし国の対応以外にも金融機関も出来立てほやほやの企業には冷たいものですし、大手企業が新しい取引先として検討するのは少 なくとも設立から3年は経過していないと、無理な場合が多いので有りまして、まるで生まれたばかりの稚魚のように創業まもない企業が生き残って成長してい くのは大変なので有ります。

しかしそれは当り前の事で創業時の苦労を乗り切らないと企業は消えていくしかないのですね。

朗読版