ランチで接待のススメ

会社組織という現代のような商習慣が出来るはるか以前の昔から接待というのは有力な相手を取り込む手段として、日本に限らず古今東西で行われている営業手法です。

しかしながら何を勘違いしたのか清く正しく美しくじゃないですけど、営業マンが得意先を接待して仕事を取ってくるという営業マンにとっても大変な仕事を避けるような風潮があるのはどうかと思います。

しかしながら今の風潮としてそうなのですから仕方がありませんし、労働時間の事ですとか色々ありますからね。

お客と飲食を共にする事は有効なのですから活用しましょう

日本には同じ釜の飯を食った仲間という言葉がありますが、一回でも同じテーブルで食事をした相手には親近感を感じる場合が多いわけですし、事務所の中での営業マンとお客との会話と食事の席での会話というのは本音の出やすさが違うものです。

新人営業マンを成長させるお客との食事

客先に訪問しての営業活動の場合でしたら、話が尽きたところで帰るとか結論を持ち越して退席するとかあるわけですけど、食事の場合はそう簡単ではないのですよね?

まず座る場所から始まって注文するメニューもそうですし、何よりも食事中の会話も考えて行かなくちゃいけませんし、なによりお互いの食事が終了するまで席を立てないのですから、営業マンとしては多方面に気を配らないといけないのです。

いきなり夜の接待よりランチで接待

お客と夜の接待に出かけるのはまずは何回か上司と一緒に行くのが普通だと思いますけど、最初に書きましたように最近は夜の接待は難しくなっていますから、いずれにしてもまずはお客とお昼を一緒に食べるランチで接待からスタートするのは営業スキルも上がりますし良いのではないでしょうか?

コスパが高いランチで接待

私の感覚ですと夜の接待をするとなると予算として一人2万円は見ておく必要がありますし、場合によってはその金額でもオーバーする事がよくありました。

しかしランチで接待ですと一人1500円で事足りるのでありますから、夜の接待の十分の一程度で効果としては夜の半分くらいになりますけど、コスパ的には非常に良いのです。

営業マンのスキルアップにも大きく貢献致しますので、月に1回からでもスタートして効果を考えるところから始めてもよろしいのではないでしょうか?

朗読版