ISDNは残るのか消えるのか?

つい数年前まで、64(ろくよん)64、128(いちにっぱ)ってコマーシャルで宣伝しまくり、NTTの代理店網をフルに使って、盛んに薦めていた ISDN回線がある日を境に、ぱったりと宣伝しなくなり、逆にISDNのデジタル回線からアナログ回線に戻してもらうべく、ADSL回線を薦めているのは どうにも納得がいかないのであります。

実は数年前のISDNの宣伝が華やかな時期に、ISDN回線に変更したのですが、ISDNに変更して2年も経たないうちにアナ ログ回線に戻したのですが、ISDNに切り替えたときにiナンバーを取っていましたので、戻すときにiナンバーの扱いには、随分と考えてしまいました。

確か当時ISDN回線を売り込んでいたNTTの代理店の方々は、ISDNはデジタル回線であって、当然アナログよりデジタルの ほうが偉くて、アナログ回線よりデジタル回線のISDNのほうがエライ証拠に、一本の回線で2回戦通話が出来てインターネットも早くて通話にも良いって話 で盛んにデジタル回線のISDNのエラさを説明して、何不自由なく使っていたアナログ回線をISDNに切り替えて回っていたのであります。

そうです、大衆からISDNを売り込んでいた人を含めて、これからはデジタルの時代でアナログ回線に取って代わって、徳川幕府 のようにデジタル回線の長期政権が始まると思っていたら、ISDNは明智光秀だったわけで、それを知っていたのはISDNを販売している中、研究室で ADSLを研究していた人たちなのでしょうね?

そもそも、このISDNに前後して盛んに拡販をしていたLモード(電話機を使った簡易ホームページ)やキャプテンシステム(電話回線を利用した情報提供システム)など、どいつもこいついも契約して端末や周辺機器を購入した人たちは、殆ど使えないままサービスが終了してしまったの ではないでしょうか?

※その昔、電電公社時代にも全く普及しないでサービス終了したビデオテックスサービスってのも有りますね。

書き始めてしまったので続いて書いてしまいますが、NTTになりましてからISDNにしろADSLにしろ大々的にアナウンスを してもサービス開始は大都市圏だけでサービスを開始して、地方は延々として工事が始まらなかったり、過疎地に関しては全くそのまんまって状態にしておく場 合が多いような気がしてなりませんね?

元々NTTは電電公社って名前の政府が管理する公社であったため、サービスは全国一律で信頼が高かったのですが、ISDNの一 件などで、すっかり普通の営利企業としての立場を明確にしてきたと思います。

で本題のISDNは消えるかの考察ですが、企業などで1回戦で2回線分使える音声通話のメリットはありますので、当分の間残っ ているとは思いますが、エライ筈のデジタル回線を使っての何か はでてこないと思いますので、ISDNの契約者数は減少の一途を辿ることを予想しておりま す。

ついでに電話加入権撤廃について

NTTが電話加入権の撤廃を計画している事はご存知の通りですが、電話加入権を7万2千円払って購入した個人や企業はそのまま 価値はゼロになりましたゴメンナサイって事で済ましてしまうのでしょうか?

個人にとって電話加入権の金額は少なくない額ですし、企業の場合は複数の電話加入権を持っていて、資産計上されているわけです から、電話加入権の資産価値はゼロになりました、ああそうですかって訳には行かないだろうと思いますが・・・。

がしかし、今のNTTだったらその位の事は平気でやってしまうような気が致します。