千客万来とは

商売繁盛を祈願致しまして招き猫を始めとした置物ですとか熊手にダルマなどその手の物を会社の玄関に飾っている会社さんを為に見かけますけど、千客万来って書いてある場合が多いじゃないですか?

千客万来の意味はたぶん千人のお客が一万円札を持って押し寄せてくるって意味なのでしょうけど、まぁ千客万来と書いただけで本当にお客が押し寄せてくるんでしたら苦労はないのであります。

客単価は分かりませんが一人が一万円で一万人でしたら一日の売り上げは一千万円になるのですけど、全国でチェーン展開する大手フランチャイズチェーンにもなりますと、一日の売り上げは億単位になったり致しますので、例えばセブンイレブンとかマクドナルドの本部当たりでしたら、千客万来状態になりましたら逆に大幅な売上低下になってしまう気が致します。

※誤解にないように書いておきますけど千客万来の意味は冗談で書いていますからね、本当に意味は単に沢山のお客が店にやってくる状態を指しているだけなのでありまして、別に一万円札は関係ないですから他では言わない方が良いですよ。

何と言いますか毎日千人のお客が万円札をもって店に押し寄せてくるようになるためには、品揃えですとか価格設定ですとか、リピーター客の確保ですとか様々な大小合わせた工夫と労力をつぎ込みまして初めて千客万来状態になりますよね?

まさかいの一番に熊手と招き猫を購入致しまして千客万来って書いてあるからこれで安心だなんて思い込む人は皆無だとは思いますけど、う~んと思わず言ってしまうほどこの手のグッズを飾るのが大好きなのか信じ込んでいる社長さんもごくまれにいらしゃいますね?

まぁそれなりに繁盛しているとお見受け致しますので千客万来のお札の効果が認める事が出来るのかもしれませんけどね?

ただし私が考えるには千客万来のお札でもなんでも店に掲げるのは、お札の力によって勝手にお客が押し寄せてくるのを願うんじゃなくて、千客万来状態にするまで頑張るぞって目標にすべきだと思うのですよね?

ですので千客万来の描いた熊手をお店に置きまして実際に繁盛するのは、それを目標にしている社長さんの会社で、逆に何の効果も無くて全然お客がこなくて閑古鳥が鳴いているようなお店の場合は、単にご利益を信じているだけなのだと思います。

まぁ招き猫にしても熊手にしても勝手にお願いされてもそんな事しらないよってのが本音では無いでしょうかね?

では皆様の商売繁盛をお祈り申し上げます。