製品と商品の意味の違い

定期的に営業とか販売促進関係のコラムを書いているわけですけど、とある方から製品と商品の違いについて聞かれたので、ここにも書いてあげておこうと思います。

この商品と製品の違いについて一応、私のほうでもネットで調べてみたのですが、中には頓珍漢な解説があったりマーケティングの専門家か何かが解説しているやたらと高尚で難しくて実際は意味のない説明も見かけましたけど、こんなもの営業用語とかマーケティングにこじつけなくても日本語の問題じゃないですか・・あ~時間損した。

しっかし日本語が不自由だとは言いませんけどわけの分からない横文字(販売マーケティングの世界では実に多い)を使いこなすのに腐心しているより日本語を勉強しましょうね。

つまりこういう事です、商品ってのは商い(あきない)を行う品物ですから商売を行う上でお客に提供してお金を頂戴する品物の意味で間違いないですはい。

製品とは製作した品物なのでありまして、工場とか工場とかソフトウェアなんかでしたら頭の中とパソコンの中で作られますけど、とにかく自分で作って他人に販売する品物は製品であります。

ですから製品は商品の中の意味に含まれますので、工場で作り出された品物を工場長が紹介する場合にわが社の製品と言っても、わが社の商品と紹介しても日本語としてどちらも間違いがないわけです。

昔私はとある業務用パッケージソフトを作っている会社で営業マンとして働いていましたが、社内的には自社内で作成したソフトは製品と呼んで、仕入れたソフトだとか販売する機械類などは商品と区別していましたが、外部委託して作ったものは・・どうなっていたのか気になりますがわかりません。

ですから自社制作したものを含めて全てわが社の商品と言っておけば間違いはないのですよ。

まぁそんな事を気にしていないで、せいぜい扱っている商品の売り上げを少しでも伸ばすように、そっちのほうに頭を働かせたほうが身のためですけどね。