やりっ放しは何もしないよりまだ悪い

何時何処で誰が言い出したのか知りませんが、継続は力なりとは良く言ったもので、イベントの世界でも継続して開催していれば、認知度も高まってきますし主催者側もノウハウとか要領が分かってくるのでありまして、その辺りは思いつきでやってみたイベント企画とは一線を画すので有りますね。

何と言いますか、物事には計画性が必要で結果に対する反省やチェックやそれを踏まえた改善策があればこそ、進化したり良くなったりするので有りますから、何と言っても継続に勝てない場合が非常に多いのでは無いでしょうかね?

ですから例えば売上不振対策で急にイベントをやる場合でも、可能性として今後継続していくつもりで、ちゃんと議事録をとってイベントが終了してからの反省会ですとか、次回へ向けての改善方法などを考える事は必ずやるべきで有りまして、やりっ放しは何もしないよりまだ悪いって事ですよね。

それに最初からやりっぱなしが分かっていたら、やるべき事も上の空になるのが関の山なのでして、思いつき、その場限り、優柔不断な経営者の方ですとか部門長の方は十分注意すべきでしょうね。

やはりイベントでも企業でも歴史ってやつはそれなりに重みがあるので有りまして、企業が創立して10年以内に倒産する確率が極端に高いのに比べまして、創業後10年を経過している企業は倒産する確率が低くなっていますが、これはやはり10年以上にわたって継続してきた営業活動において、ノウハウの蓄積ですとか失敗の克服を繰り返してきたからに他ならないので有りまして、イベント企画においても同じ事が言えるでしょうね?

勿論、費用対効果が極端に良くない結果に終わったようなイベントは打ち切る決断も必要でしょうし、常に費用対効果をチェックする事は肝心なのですが、ちょっと景気が悪くなると打ち切ってしまうのが勿体ないなって思う場合も有りますね

追伸
景気が悪くなりますと真っ先に削減されるのが、接待交際費と広告宣伝費と言われますが、イベント企画も真っ先に削減の対象になる場合が多いのでありますが、費用対効果が良くなくて打ち切るのだったらもっと早くから中止して居れば良いのでは無いかと思う場合も多いですし、折角恒例になってきて定着してきたのに中止してしまうのは勿体ないなって思う場合も少なく無いですね。

多分、2009年は恒例のイベントが中止されたり廃止されるラッシュになるかも知れないですよね?不景気の力は非常に強いですからね。