情けは人の為ならず

他人に情けをかけて優しくしても、情けをかけられた人を甘やかすだけでしか無いので、他人に情けなんてかけても無駄だから止めましょうって意味を間違えて覚えてしまっている人が、過半数を超えてしまったって調査結果が何処かで有ったそうですが、まあそんな状態では殺伐とした社会しか見えてこないので有りまして、今回はこの情けは人の為ならずって諺と、開運について考えて見ようと思います。

※日本語は行間を読むとも言いますが、まあ元々の諺が言葉足らずなのかもしれないと思うので有りまして、英語の諺の場合ですとどれもストレートな表現で逆の意味に捉えられる事は無いと思いますが、日本語は難しいですね。

まず最初に念のため、”情けは人の為ならず”の意味を簡単に書いておきますと、人に情けをかけて優しくしておきますと、回り回って自分に返ってくるので人に優しく情けをかけるって事は結局は自分の為なんですよって事です。

ただまあ現代の世相状況を鑑みますと、わけの分からない訪問販売とか、振り込め詐欺ですとか人に情けをかけたところが、大金をだまし取られてしまうような事件が多発してしまっているので有りまして、他人に簡単に情けをかけてはいけませんよって、間違った解釈のほうが現実的なのは悲しい限りで有りますね。

さて2009年に入りまして、日本経済は不況のまっただ中に有りまして、非正社員の首切りに始まりまして、企業によっては正社員の雇用にまで手を付けざるを得ない状況が広まっておりますが、”情けは人の為ならず”に置き換えて考えてみますとどのようになりますかね?

まあ、高度な経営判断を要する事項になってくるのではありますが、簡単に人を解雇するような企業ですと、従業員の愛社精神がダウン致しまして会社の力が落ちてしまったり致しますが、かといって売り上げがダウンして赤字を出している状況で、必要以上に人を抱え込んでおりましても、今度は財務的に厳しくなって倒産方面に会社が向かってしまうので有りまして、どっちをとるかの究極の選択になってしまう場合も少なく無いのですよね。

一部にワークシェアリングって声も聞かれますが、江戸時代以前に言われて居た”たわけ者=小さい田んぼを兄弟で分割してしまって全員が食えない状態になってしまう事”になってしまうのもまた、優秀な人材が流出する危険性もはらんでいるのでありまして、正解のないパズルような感じでしょうかね。

ただ個人的には”情けは人の為ならず”の本来の意味が通じる社会になって欲しいと思いますね。