打たれ弱い人の特徴
あんなに頼もしく力強く思っていた人がちょっとしたトラブルやクレームで弱さを露呈してしまったり、いざとなったら単なる臆病者なのが発覚して部下の信頼を失ってしまう上司なんてのも実に多いのですけど、基本的にどんなに営業成績がよくても頭が良くても打たれ弱い人は人の上に立つような立場にしてはいけないのですけど、表面上の感じだけで人を判断してしまいますと後になって公開してしまう事になりますね。
まず打たれ弱い人の特徴と言っても直ぐにその性格が見抜けてしまうような普段から打たれ弱い事が分かる人と、ちょっと付き合ったくらいでは分からない人が居まして、後者の表面上ではわからない人を見抜いていきませんと後で失敗に気が付くことになります。
だって会社経営に関して言えば今までどおりの業務をそつなくこなしていれば過去に準じた売上があがるような状況でしたら、まぁ誰が管理職をやってもそつなく業務を遂行いたしますので年功序列でもジャンケンでも誰を管理職に昇格させても良いわけですけど、厳しい状況の中ではやはり少なくとも打たれ弱い人を管理職にしてはいけないわけです。
で私が過去の体験や経験から感じることなんですけど、打たれ弱いとか脆いって人はえてして他人に攻撃的だったり、他人から自分に対する意見や助言に対して過敏に反応したり反発する傾向が強いようです。
たぶんこれは自分の弱さってのを本人だけはちゃんと感情的なところで理解していて、打たれ弱いのも自分だけは知っているからだと思うんですけど、だから他人からのちょっとした意見などの攻撃に過剰に反応してしまう傾向が強くなるのだと思います。
こんな表面上からは分からないような打たれ弱い人を管理職になんて昇格させてしまったら部下も大変ですし、会社全体にとっても大きなマイナスですね。
部下からの意見具申には別に反抗しているわけでも何でもなくて、単純に会社を良くしようと思って上司に意見具申しているだけなのに、勝手に反抗的だとかレッテル貼りを即座に脳内で行いまして、全力で部下を潰しに来るような言動を無意識に全力でやってしまったりします。
でもってちょっとしたクレーム発生や外部も巻き込むトラブルなんてのが発生いたしますと冷静な判断と行動は出来ないですし、他人や部下に責任を押し付けるとか不機嫌になって職場の雰囲気を落ち込ませるとか打たれ弱い人はほんとうにいざというときに本当にダメなんですよ。
そんなわけで打たれ弱いとかストレス耐性が低いなんて人はいくら仕事の実績が抜群であっても絶対に管理職なんてのにしてはいけないのです。