経営者の副業とアルバイト

昔とある新聞販売店を複数経営する社長から聞いた話ですけど大概の新聞販売店で一人は個人経営の経営者だとか一人親方ですとか、個人経営の商店主だとか自分で事業をやっている方が朝刊配りのアルバイトをしているんだそうです。

私自身も零細企業を経営しているので分かりますけどとにかく安定した売上利益が将来を含めて予測できない、というか不安定な売上の中頑張っている零細企業が圧倒的大多数で一定の収入を確実に確保するためですとか、本業での収入の不足を補うためだとかいった理由で仕方がなく副業としてアルバイトをしている人が多いのは理解できます。

まぁそういえば小さな会社の社長の奥さんが何故か他の場所でパートで働いている事例は非常に多くて、何で自分の夫が社長をやっている会社で働かないかと不思議に思う人もいらっしゃるかもしれませんけど、これってリスクの分散みたいな面と奥さんが働いてくれてもまともに給料が出せないとか、それほどまで仕事が無いので遊んでしまうだとか結構深刻な理由だったりするのでしょうね。

中にはこんな経営者の副業だとか新聞配達のアルバイトなんてものは否定的に捉えるというか、そんな事に余計な体力を消費するよりももっと本業に精を出して利益を出せなんて意見も多いかもしれませんけど、私は逆に肯定的に考えます。

何というか自分の会社を守るために必死になって頑張っているとか、場合によってはたった一人の従業員の給料をちゃんと支払うためになんて真面目で正義感の強い人がやっているんだなって想像するからです。

ででねある意味経営者が副業でアルバイトをすることによって会社を倒産させないで存続させるとか、自分や家族の生活を守ることが何とか出来るってのは小さな会社の強みとでも言いましょうか、一定以上の規模の会社にもなりましたら本業の売上が低迷して社長がアルバイトをしてその場を凌ぐみたいな方法で会社を生きながらさせるなんて芸当は出来ませんからね。

そりゃもちろん会社を経営している社長がね朝刊を配るアルバイトをしているなんて決して自慢できるような事じゃありませんし、本人も本業の収入だけで十分暮らせていけるような状態が理想なんでしょうけど、景気には波が有りますし運不運なんてのも実際に有るわけですから、なんとか食いつないで反撃のチャンスを待つみたいな経営手法も有りだと思うのですよ。

なんだかんだで誰にでも定期的にチャンスは訪れるものですからね。