年金と株式運用

2008年のアメリカ発、世界的な株価の暴落によって日本の株式も総崩れに近い形で株価の下落が起きていますが、聞くところによりますと日本年金資金運用の一部は株式購入による運用を行っているようですが、どうも今回の世界的な株安によって、もの凄い巨額の損失が生まれているようなのですが、表面化するのは何時になるのでしょうかね?

そもそも、国民から年金料を徴収している訳ですから、運用に関しても使い道に関しても完全に透明性を保てないような組織であれば即刻、解体して新しい組織で再出発すべきでしょうし、国民の代表である政治家が透明性を確保すべく手を尽くさない訳ですから、自民党政治はそろそろチェンジしたほうが良いようですね。

でね私が思うには年金ってのは基本的には世代間の互助のシステムなのですから、余計な運用も不要ですしましては職員なんて今の百分の一で充分ですし(といいますか日本には無駄な官僚組織が大過ぎるのです)、くだらない施設の建設などは一切行ってはいけないのですよね?

世代間の互助のシステムって事は年金の支給額も透明性を確保した上で変動制にしてしまえば良いのでありまして、毎年の老人の数と労働者の収入から徴収する年金保険料のバランスによって年金の支給を行いましたら、余計な資金のプールも一切無くなりますし、もしかしたら若い世代が自分の老後を考えて一生懸命子作りに励むかも知れないですからね?

だいたい年金の運用っていっても余程上手にやらないとインフレ率を上回る資金運用は難しい訳ですし下手すれば大幅に目減りするって事も充分に考えられるので有りまして、そんな危険な事を行うよりも、単年度で年金の歳入と歳出のバランスを取って一切のストックを行わないほうが、余程ローリスクだと思いますけどね。

そうしたら運用に失敗して責任を取る云々なんて事も出て来ない訳ですし、後になって約束していた年金の支給額を支給できないなんて事も出て来なくなりますからね?

追伸
一寸前に年金を独自に運用する401Kとかが話題になった事が有りますが、どうも余計なコンサルタントとか資産運用代行の企業が利益を手にするだけの為に、始まってしまうような気がしてならないのでして、お金を右から左に運用して利益を確保するって輩は出来るだけ世の中から減らして欲しいと思うので有りますね。

所で私が年金受給資格を得る頃には果たして年金のシステムそのものが存在して居るのか微妙な処で有りまして、大量に海外移民なんて受け入れていたら年金のほうも完全に崩壊するでしょうね?