株価操作と掲示板
善し悪しは別と致しまして、その昔の電話と手を差し上げての競りのような株式売買の時代から、コンピューターやインターネットを駆使した株式売買の時代に入りまして、取引はスピーディになり個人のでの株式売買における情報収集もインターネットを使って昔の会社四季報と証券会社の営業マンの言葉だけだった時と比べて比べものにならないほどの株式売買における情報収集が可能になりましたが、ひとつ取り扱いが難しい物に掲示板の情報が有るのではないでしょうか?
株式関係専門の掲示板ですとか2ちゃんねるの掲示板では上場企業であれば様々な情報が飛び交っていますが、真実も有れば虚偽の書き込みも勿論有りますし、株価の上昇を狙った買い煽りの書き込みと、空売りをして一儲けを企むネガティブな下げ誘導目的の書き込みに、工作員とも言われる会社関係者の書き込みがまさしく入り交じっているので有りまして、関係者の書き込みかな?って思ったら実際には巧妙な買い煽りだったり、ガセネタかなって思いきや後にして思えば内情をよく知っている関係者の書き込みだったり、どんなに目が肥えていても100%掲示板に書き込まれた情報の真偽を見極めるのは不可能でしょうね?
でここで問題なのですが掲示板のような個人が自由に匿名で書き込める掲示板の存在が無かった場合に、情報不足から疑心暗鬼のパニック売りのような状況が発生しやすくなってしまうのか、掲示板の存在のお陰で風説の流布のような書き込みが存在して株価が必要以上に変動してしまうのか判断が分かれるような気が致しますが、少なくとの掲示板の有無で株価の動きは違ってくるのではないでしょうか?
でね、もしかしたらこれから株で儲ける為の技量として昔のように情報収集能力とか先の展開や状況を読む力よりも、掲示板やブログでの情報の書き込みによって株価を操作する力ってのも入ってくるのかも知れませんね。
いあやや、もしかしたら世間一般が知らないだけで実際にはまだ少しの影響力かも知れませんが、掲示板やブログの書き込みによる影響力で株価を若干操作して儲けを手にしている人が存在して居るのかも知れないですね?
あとインターネットの普及によって掲示板云々の話は脇に置いておきまして、その昔の証券マン、株屋の営業マンに頼って言いなりって図式だけはかなり脱却できたようでして、株をやる人が自分で情報を集めて自分の判断で株を売買するようになってきましたので、少し健全な方向に進んだのかも知れませんね?