天気予報、当たらない長期予報と民間天気予報会社

今日は朝から雨でありまして、今週初めの一週間の長期予報が珍しく当たって、今日は朝から雨が降っているのであります。

こんな風にコラムに書かれてしまうほど、天気予報の長期予報は当たらないし当てにならない予報なのである、特に関東地方は予報が難しいともだれか気象予報官が言っていたような・・・。

さて、その天気予報はその昔は軍事機密に属する重要情報だったようですが、今もお出かけの時の持ち物の事から、スーパーマーケットの仕入担当者が市場に行って仕入れる商品を決めるのにも、天気が大きく左右するのであるが、肝心の長期予報が当たらないのである。

そもそも、テレビ、ラジオ、新聞、インターネットでやっている天気予報は全て気象庁が発表した天気予報を日本気象協会が伝えているだけで、元の情報が同じであるから、どこのテレビを見てもラジオの天気予報を聞いても、どれも予報は一緒なのである。

気温が1度違っただけで、アイスクリームやビールなど季節物の商品は大きく変わるので、最近は民間の気象予想会社とか、気温によって保険金が下りるお天気保険なんてのも出てきているようで、お天気ビジネスはこれから、色々な形で出て来るのであろう。

いっその事テレビの天気予報も各テレビ局で勝手に予測してしまったほうが面白いですよね?日本テレビが明日は晴れって言っても、TBSとテレビ朝日は明日は雨が降るって言い出して、何故かテレビ東京は明日は予測不能です・・分かりませんって言ったりしてですね。

そんな風に各社が勝手に予想を始めれば、やっぱり視聴者は当たる確率が高い天気予報を見るわけですし、テレビ局同士が視聴率以外に天気予報の正解率を競うのも面白いのではないでしょうかね? 視聴率みたいにお金を払って操作も出来ませんから。

天気予報の正解率が高い予報官は引きぬかれて高い年俸で雇われたり、逆に当たらない天気予報官はリストラになったりするでしょうが、そうなると天気予報を予測する方も、それこそ必死になるだろうから、全体の天気予報の予測精度も少しは上がってくるのではないでしょうかね?

遠い昔の記憶で、遠足の当日に前日に天気予報で晴れるって言ってたのに、あっさり裏切られて朝から大雨・・・そんな記憶ありませんか?

まあ昔の人は雲の動きや風向きや湿り気などで自分で天気を予測していた訳で、天気予報が当たらないお陰で、各自が自分でも天気を予測するようになっているとしたら、当たらないのも有る意味役に立っているって思っても良いのかも知れませんね。

ただねえ、まるっきり予想が外れたら、外れた理由を説明しなくて良いから、謝れって思うのは私だけでしょうか?