著作権侵害によって告訴しました。
正式に起訴された時点で相手の社名を公表する予定ですが、本日千葉県警に著作権の侵害に対して告訴状を提出致しました。
私も事件として告訴するまで大事になるとは想像していなかったのですが、弊社が配布中のとあるソフトを複製して50社近くの取引先に販売していた、広告代理店がいたってのが発覚致しました。
最初は千葉県内のとある不動産業者のホームページで著作権の侵害が発覚致しまして、該当の不動産業者に連絡を入れて、実際に製作した広告代理店の存在が浮かび上がって来たのですけど、とにかく中々連絡をよこさないと思ったら、一生懸命証拠隠滅を計っているし約束を守らないし、私のほうで会話とかメールのやりとりとか該当サイトのバックアップを取っていなければ、有耶無耶にされるところだったかもしれませんが、過去にも同様の経験が有りましたので万事記録に残しておいたので助かりました。
で詳細はおいおい公表すると致しまして、世の中には自ら進んで自分の立場を悪くしたり、損害が大きくなるように行動してしまう人が居るのだなって、ある意味ビックリした事を書いて見ようと思います。
まず問題のソフトですけど正規にユーザー登録して貰えれば五千円にも満たないソフトなのですが、違法な使用が発覚した場合は2万円を請求させて貰ってます。
これは、証拠保全のバックアップや魚拓を取ったり、電話やメールでホームページの所有者に連絡して、内容を説明する手間がかかりますので、致し方がない事だと思います。
でね、違反が発覚した一本目の時に、かなりしつこく他には無いのかを聞いたんですよ、ちゃんと申告して貰えれば正規の金額の本数分で済みますからねってね。
普通に考えればちゃんと違法で使ってしまったソフトを申告して正規の金額を支払えば、なにも問題なく全てが終わっていたと思うのですけど、何を考えて居るのだか申告しないで放置していたのですよね。
更に数日後に更に他のサイトの違法状態を広告代理店に対して通告したのですけど、その時も他に同様のサイトがないのか念を押しましたけど、実際は弊社の著作物だと分からないように改ざんを開始していまして、証拠隠滅を計って居たのでありますね。
この辺りは証拠保全していたお陰で証拠隠滅工作がばれてしまった感じになりますけど、この作業のお陰で私のほうも強硬な態度にならざるを得なかったって感じですね。
でまぁ他にも約束を守らないとか、途中でメールを無視するとかこっちが全部記録に残しているのは分かっていると思うんですが、信じられない程見事に自分たちが不利になる方向に自ら進んでいくので、世の中にはよく分からない行動をする人も居るものだなって思いますね。
ただまぁ私としては告訴状作成したり警察に足を運んだり、専門家に相談したりと費用もかかるし余計な時間の浪費になるので困っているのですが、それでも引いてはいけない場面では徹底して行動するしか無いのですよね。