仮面ライダーの収入源

子供のころは単純に熱中してみていたヒーローたち、仮面ライダーだとか最近では科学戦隊ゴレンジャーだとかあーゆー人たちってのは収入源が明確にされていない場合が多かったですよね。

まぁ主人公が小学生の子供だったバロムワンですとか貨幣経済を否定していた怪傑ライオン丸だとか、国家公務員だったウルトラマン(科学特捜隊なる国連の外部団体)だとかなどは収入源がはっきりしていたのですけど、仮面ライダーに関しては不明でいったいどこからハリケーン号を調達してガソリンはどうやって購入していたのか不明だったわけです。

それが大人になって子供を持つようになるとやっと理解出来てきたので有りまして、変身ベルトなどの関連グッズの売り上げに始まって、昔はホテルのディナーショーなんかでも仮面ライダーを出演させていましたし、怪人をかたどったソフビ(ソフトビニールの人形)なんてもの収入源だったんですね。

怪人(怪獣)のソフビの場合は本来は怪獣本人がその収入の権利を持っているわけですけど、なにせ仮面ライダーにライダーキックでやられてしまっていますから、売り上げのほうは仮面ライダーが懐にいれていた公算が強いですね。

他にも映画の興行収入なんてのも大きかったでしょうし、そうじゃなくちゃ命をかけてショッカーと戦っちゃいられなかったと思います。

そして引退後の生活の保障もしっかりしていたようで、遊園地などのヒーローショーは全国各地で行われていましたし、今はすっかり数少なくなってしまいましたけどデパート屋上とかのヒーローショーもありましたし、それから今ではDVD化して売り上げを確保しているのであります。

とまぁ冗談はさておきまして、日本の昔話と比べてこのあたり、つまり経済面の描写が無い事は少しさみしい気がしますね。

例をあげますと桃から生まれたもも太郎はご存じの通り、鬼が島を手下とともに急襲して謀略の限りを尽くして鬼が島にあった金銀財宝を根こそぎ略奪して巨万の富を築きましたし、地方の貧しい山村に生まれ育ったまさかり担いだ金太郎は公務員といいますか立身出世して武士になって酒田の金時になりましたし、一寸法師も打ち出の小づちを入手して嫁さんもらって貴族として生業を立てたわけです。

あれ?考えてみると昔のヒーローってのはみんな経済的な動機で活躍していたのでありまして、金銀財宝を誰かを一方的に悪役に決めつけて武力をもって奪ったり、公務員(武士や貴族)を目指して立身出世するとかね。

うん仮面ライダーなんかの戦う動機よりもよほど納得する動機があって、話の展開に無理が無いのでありますね。