アベノミクスとは?TPP編

今回は某、朝日新聞の記事からですがこれはたぶん職場体験か何かの中学生が書いた記事だと思ったほうが良いでしょうね?

まず出だしからズッコケてしまうのでありまして、アベノミクスって何?の中でなぜかTPPについて解説しているのですから何を考えているのでしょうか?

だってアベノミクスの三本の矢とか自民党のホームページををいくら見ても成長戦略の中にTPPの文字は見当たりませんし、たぶん脳内で勝手に解釈して結び付けているのでしょうけど、さすが朝日新聞ってところですね。

さてTPPの解説では消費者にとってメリットがあるの?なる内容から始まっているわけですが、日本の一部農産品がいかに関税が高くて消費者が高い金額を支払っていて、TPPにさえ加盟すれば食品の販売価格が下がって消費者にメリットがあるねって論調になっています。

お~い、日本には消費者しかいなくて生産者はいないのかよ、関税ってのは国に収入として入ってきてそれによって国民は利益を受けていないのかよ・・とまぁ誰でもすぐに反論したくなるような記事になっているのでありまして、やっぱり職場体験の中学生が書いたのでしょうね?

転載『米国のコメが関税ゼロで入ってくると、国産のコメの3分の1の値段(ねだん)になるという。コメも牛肉も米国から安く入るようになれば、並盛(なみも)り380円の牛丼が値下げされるかもしれない。 』

まずね商品やサービスが販売されているって事はその後ろで何十人、何千人もの多くの人が働いてその商品やサービスが提供されておりまして、海外から安い輸入品が入ってくるって事は、それだけ日本国内の生産者やそこで働く労働者の職が無くなったり収入が下がってしまったりするのは、中学生でも理解できると思うのですが。

TPPに加盟して確かに安い農産物が入ってくるのでしょうけど、その結果として生活が出来なくなってしまう国民が出てきてしまったら、さらにさまざまな消費をする人が減って国内全体の景気が悪化しますし、税収が下がってさらに増税なんて誰が考えてもわからないのかな~。

まぁ新聞各社、テレビメディア、右を向いても左を見てもどこかの指令を受けて動いているのかと思ってしますほどTPPについてデメリットをまったく報道しない、デメリットをメリットに言い換えて説明してしまう、推進派の御用評論家ばかりを露出させてデマを振りまいているとしか思えませんから、このような記事も当たり前なのでしょうね?

そういえば、小泉改革、構造改革のマスコミ一大キャンペーンに日本中が踊らされてしまって気がついたら日本は衰退していたのに気がついた人が増えている割に、マスコミはぜんぜん変わらないですね。