会社組織と出世競争とイエスマンと80点主義
イエスマンはそうでない場合と比べて出世する確率が高いかと聞かれたらそりゃ圧倒的に高いのが現実です。
これは営業成績なんかで具体的かつ客観的に数字で仕事の成果が現れる場合においてもその法則は変わらないのでありまして、上司の命令に忠実に何時もしっぽを振っている部下でしたら、営業面で上司のサポートが手厚かったり、担当地域の決定において比較的数字が出やすくて上司の手が届く範囲に配属されたり致しまして、結局はイエスマンが出世競争においては圧倒的な優位性をもって勝ち進んでいくって事になるわけです。
多くの場合において入社して数年とか暫くの間でしたらそりゃ基本的に上司の命令に忠実に動くわけですけど、これが一本立ちして徐々に自分の実力とか社内においての自分の力のレベルなんかが徐々に分かってきますと、中には上司が無能に見えてきてしまったり正論を思わず言ってしまって上司の顔をつぶすなんて結果になってしまう場合もあるわけですが、組織ってのが分かっているとあからさまな行動は中々取らないんですけど、まだ若いとやっぱり組織の維持がいかに企業にとって大切かってのが分からなかったりするわけですね。
もちろんですね組織を守ることを優先した結果で会社が間違った方向に進んでしまったり、経営危機にまで発展してしまうなど組織を再優先するような行動ってのはマイナス面も非常に大きいわけですけど、しっかりした会社組織が合ってこそ個々の社員が能力を発揮出来たり大きな仕事が可能になるなどといったプラス面も大きいわけですよ。
話をイエスマン方面に戻しますと上司の指示や命令が多少ずれている場合にどうするかって事を考えてみましょう。
これは程度の問題は有りますけど多少の問題や方向性の間違いが合ったとしても、組織全体で先ずは一丸となって取り組んでみて後で修正すべき点を直していく場合と較べて、最初から反発したり命令に背くとか面従腹背みたいな部下が混ざっていますと、そりゃもう先ずはやってみて樹所に必要な点に修正を入れていくなんて日本人が得意なやり方が出来ないんですから、なんだかんだ言ってもイエスマンの集団の方が組織ってのは効率よく動けたり大きな仕事に取り組んだり出来るわけですよ。
まぁどんなに偉い人だって必ず全ての場面や課題に対して百点満点なんて取れるわけもなく80点で上出来で、まぁ半分の50点でも及第点位に考えまして理想は高くても現実も許容するって広い心または、割り切りってのも組織の中で働いていくには大切だと思うのです。