営業マンの記憶術

営業マンの資質として忘れっぽいことも時に重要ですし、またある時は記憶力がないと仕事にならないって場合も多いですよね。

忘れっぽい事が必要なのはもっぱら客先で嫌味を言われただとか社内の営業会議で成績不振が原因で吊し上げの追求にあったなどといつまでも覚えていてもメリットが一切無いような記憶はさっさと忘れるに越したことがないわけです。

逆に同じくらい大切な記憶に関しては製品や業界内のことなどに関した事務的な知識の記憶と更に営業マンに限って言えば雰囲気とか成功体験だとかちょっと具体的に文章化して覚えるのと違った意味の記憶も必要になってきますよね。

例えば営業マンであれば訪問先における場の空気を読んでそれに合わせるみたいな所があるじゃないですか?

まぁ次回も同じように実際に訪問して営業活動するんであれば別に覚えていなくても再度その場の空気を敏感に感じ取って場の雰囲気に合わせた営業活動をすれば良いのですけど何か必要があって電話するだとかメールで連絡を入れるなんて場合に、何となく前回の営業訪問で感じた場の空気を覚えていてそれに合わせてケース・バイ・ケースの対応が必要になる場合もあるわけですよ。

他にも訪問した際に直接用がないけれど訪問したら必ず机まで行ってあいさつしないと何故か不機嫌になる人の存在ですとか、自分の役職や業務と関係無くても小さな事でも耳に入れておかないと、関係ないのに俺は聞いていないなんて言い出す人の存在ですとか色々とね記憶しておかなくちゃいけないことが営業マンには沢山あるんですよ。

下世話な話でしたら例えば営業先の事務員の女性社員はどんなに打ち解けていても小さなしもネタで一発豹変するから十分注意しないとなんて忘れていたら取引停止にまで至るなんて笑い事じゃないような話も有りますからね。

それでね、営業マンってのは一人とか一社の担当だけしている訳じゃなくて、場合によっては百人以上の取引先関係者と日常的に相対して仕事しているなんてのが普通ですからそーゆーのをちゃんと記憶していて間違いや失敗がないようにしなくちゃいけないわけですよ。

そのためにはやっぱり記憶のための記録って存在が必要になってくるわけです。

私の場合ですと第二の顧客台帳みたいなノートの存在(やがて紙のノートからDBになりましたけど)がありました。

そこに社内の報告に書けるようなまっとうではないような感想みたいな事をメモ書きとして残しておいたのです。

記憶術っていうとどうも単純に考えてしまって頭の中に記憶するだけと考えてしまう人も多いようですけど、別にメモに残そうとボイスレコーダーに録音しようと忘れないで残すって事が目的なんですから、頭の中以外の消えない媒体に記録するのが最強の記憶術なんですよね。