フリー・シンカーと固定観念の人
ここで言うフリー・シンカーとは固定観念で頭の中はカチカチの化石になってしまって新しい考え方や価値観を一切受け付け無い人の反対の柔軟で現実を素直に受け入れることを出来る人を指しませけど、組織の中ではこのフレンドシーカーと固定懸念の塊みたいな人とのぶつかり合いってのは珍しいことじゃ無いのではないでしょうか?
もちろん新しい考え方ややり方が必ず正しいとは限りませんし長い目で見たら、長い歳月をかけて培ってきた考え方や仕事の進め方のほうが実は正しかったりする場合も多いのですけど、そのあたりはねやっぱり柔軟な頭でちゃんと議論するなり正しい道を探さなくちゃいけないわけですよ。
考え方の違いで衝突が起きる場所として企業の中の場合においては上司と部下ですとか役職の違いってのがついて回るので有りますけど、一般的にね上司が頭が硬くて部下の意見具申を一切受け付け無いだとか、逆に上司が新しい考え方や仕事の進め方を持ち込んでも部下が付いてこないなんて事が有りますけど、どっちの立場にいたとしても蟠り(わだかまり)といいますか愚痴の原因になったりするわけですよ。
でね、その問題点ってのは基本的にどのような場合においても上司や役職が上の人間にある場合が多いと思うのですよ。
先ず上司が固定観念でコチコチならまだしも部下の意見は先ず否定から入るとか、中には部下が何か意見を言っても必ず反対意見を言わなきゃ気が済まないなんて精神的にと言うか人間的に問題がありすぎる人も実は世の中に多かったりするわけですけど、こりゃ間違いなく少し上司は頭を柔らかくと言うか根本的には心を広くしたほうが良いですよね。
逆にね上司が部下に対して新しい価値観を植え付けようとして部下が付いてこないなんて場合ですけど、これもやっぱり原因は上司の側にある場合が多いのでして、ちゃんと理路整然と説明して納得させるスキルが不足しているですとか、部下の人望がゼロであるとか、そもそも言い出したことが間違っているのどれかだと思いますね。
そんなわけでね管理職になる人に対してはフリー・シンカーとしての考え方や相手の説得方法を学んでもらうってのは結構大切だと思うのですよ。
特に営業現場で働く営業マンなんてのは社内の人間も説得できないようじゃ会社の外に出て外部の利害関係の絡んでくる人を自社に有利な方向で説得なんてのはかなり難しいと思うのですよね。
一応、念のため最後に書いておきますけど直ぐに何でも新しい事に深い考えもなしに飛びついちゃう人ってのはフリー・シンカーじゃ無いですからね。