消費者心理とイオンの凋落

今朝のニュースでセブンが最高益でかたやイオンは90%の減益なのだそうだ。

スーパーとコンビニを比べるのもどうかと思いますけど、そりゃ独居世帯が過半数を超えている今の日本で、大型店舗を全国に出店していく営業戦略のイオンとコンビニエンスストアを全国に細かく配置していくセブンでは勝ち負けが出てきちゃうんじゃないかなってのが第一の感想ですね。

まぁイオンの場合はネットでの風評と言いますか、民主党の岡田さんつまり民主党のイメージが強すぎて損をしているだとか、プライベートブランド商品に原産地表示が無く、いったいどこで作られた又は栽培された商品なのかがシークレットなのでどうも信用出来ないなんて色々と理由があるように思います。

そういえば先月久しぶりに茂原のイオンに出かけたのですがハッキリと分かるほど店内は閑散としていて、お惣菜コーナーは売れ残りの惣菜ばかりが値引き販売されていたのが目につきましたし、買いに行った手土産のお菓子系の贈答品コーナーでは店員さんの対応は非常に良かったのですけど、お客の数よりも圧倒的に多い店員さんの姿が目につきましたね。

さて話題はイオンの事を離れて消費者心理について考えてみたいと思います。

その昔に”赤信号みんなで渡れば怖くない”なんてのが有りましたけど、消費者心理は集団心理と同じみたいな所がありまして、一部の(イオンの場合は一部のアンチイオンの人)のどうもあのスーパーは信用ならんから買い物に行かないなんて人の存在が、何となく全体の5%だとか一定の割合になりますと、それがいつの間にかジワジワと広がりを見せ始めまして、途中で逆転する事は非常に難しいのですよね。

これが生鮮食品を取り扱うスーパーマーケットじゃかなり痛い事で、客足が減ることで肉魚野菜などの生鮮食品の回転が鈍って鮮度を保つことが難しくなったり、それに対応するために品数を減らすことによって品揃えが・・なんて感じでスパイラルが負の方向に進んできてしまうのでしょうね?

しっかし地方都市に巨大スーパーが回転した結果、地元の小さな商店や商店街ごとそっくり無くなってしまって跡にはシャッター通りだけが残ったかと思えば、今度はその巨大スーパーが赤字撤退してしまって、残るはコンビニエンスばかりになっちゃうんでしたら、最初から個人営業の小さな商店ばかりだった頃とたいして違わないわけで、三十年周期で少し形態は違うけど元に戻りましたなんて感じがしないでもないのです。