市場の声と心のアンテナ

営業活動でお客さんに接している場合は特にそうですけど、社内にいて外部からの電話ですとかメールなんかからも市場の声を読み取ることが出来るようなんですけど、残念ながらあっ!あれは実は市場からの声だったんだと後になって気が付くとか、後になっても気が付くこともなく市場の声を見逃している場合が多いんでしょうね?

昔からよく言われるのが些細なクレームってやつですね。

これが大きなクレームや苦情でしたら製品に問題があるので改良しようとか、販売方法や接客に改良点が有るので善処しましょうとか言った感じで対応する、まぁいうならば市場が大声で何かを伝えてくれているとも言えるのでしょうけど、些細な要望とかクレームってのはスルーしちゃう場合が多いんですよね。

勿論ねとるに足らないような苦情ですとか、何か勘違いしているとしか思えないような製品への要望に全て全力で取り組むには社内の人的なリソースの問題も有りますから現実的には無理なんですけど、少しでも多くの市場の声を製品の開発ですとか営業戦略に生かせないと、特に会社規模が小さい零細企業にとっては死活問題に発展することもありますから恐ろしいことです。

でですね問題は市場の声だのいった類が誰か個人の直感みたいなもので、統計をとってだとか幅広くアンケート結果の集計を元にみたいなある程度の裏付けがあるもんじゃなくて、たった一本の電話で何気なく相手が話したたった一言から、今扱っている商品のピークは過ぎただとか、こんなものがこれから流行るなんて大胆な経営判断や営業戦略まで立ててしまうわけですから、基本的には大企業のような組織では無理でワンマン社長率いる中小・零細企業だけが出来る芸当ですね。

というか社長の直感だけが頼りと言いますか社長の心の声がキャッチした市場の声を元に商品企画や営業戦略を立案している零細企業は結構多いのでありまして、実は私の経営する零細企業もそんな感じなのです。

そんなデータに基づかないとも言える市場の声と戦略の問題ですけど、おもうに大ヒット商品だとか一大ブームの何割かは別に詳細な市場分析に基づいた結果などではなくて、声にもならない市場の声・もしかしたら声でもなくて単なる脳内に発生した妄想を元にした結果だと思うのですよ。

まぁ普通に考えれば市場の中に流れているのは本当の市場の声の割合は凄く少なくて実際は雑音ばかりの状態なのでありまして、わたしなんぞ頻繁にその雑音を市場の声と聞き間違えてしまうんですよね。