成功するマーケティングの考え方と方法
調査集計はマーケティングの小さな一部分
最近は少数だと思いますがマーケティングと言えば市場調査の事だと捉えている人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いでマーケティングとは市場から購買客を洗い出してきて商品やサービスを購入してもらう一連の作業がマーケティングという事になります。
ですから購買層を調べたり市場性があるのかどうかを調べるだけでは落第点なのでありまして、最終的に売り上げとか顧客を獲得しなくてはいけないのです。
逆に市場調査なんて全くしなくても勝てば官軍、売れたら将軍みたいな所も有るわけですが、多くの場合はマーケティングなんて大上段に構えたものでなく、営業先でちょっと耳にしたお客の言葉がヒントになって新しい市場を見つけたなんて事が良くあります。
ですからマーケティングなんてものは専門の部署でやるというよりも、普段から顧客や売り場やお客からのクレームに神経をとがらせてアンテナ立てていたほうが効果的なマーケティングが行えると思います。
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未知の領域に目を向ける事が大切
調査統計がもっとも有効だと思うものにプロダクトライフサイクル(商品寿命)が未だ有るか無いかを検討する材料として使えます。
逆に今までやった事も無い未知の領域というのは、出たとこ勝負でやってみないとわからない訳ですから、さっさと飛び込んで行って無理ならさっさと撤退するか、他の誰かが乗り出した後に続いて二匹目のドジョウを狙うしかないのです。
つまり一番のマーケティングは
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成功している先行者を徹底的に研究する事
これは先行者利益を狙いませんが先にやっていて成功した企業を徹底的に研究して、(法律に触れたらダメですが)、同等以上のクオリティを出せば失敗の可能性は限りなく小さくなるという事です。
つまりマーケティングの本来の目的である売り上げをあげて顧客を開拓する事を考えれば、市場やユーザーの好みを調査して集計するような事をするよりも、既に成功している先行者を徹底的に調べたほうが確実に目的を達成できるわけです。
ただし注意すべきはプロダクトライフサイクル(商品寿命)です。
いくら成功している先行者がいてもタピオカ屋のように、半年後に参入しても既にピークは終わっているという事になってしまうからです。
そういった意味では過去に関してのマーケティングも必要な事ではありますね。
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