企業・工場の電気代の節約方法

今回のコラムでは電気代の節約について書きますが、最初に書きたいのが節電器と呼ばれる電圧を下げるとか、周波数を変換するとかのうたい文句の節電器は実際には全く効果がない場合も少なくないらしく、問題が色々あるようですから、いくら営業マンが電気代が30%節約できるとか言ってきても決して鵜呑みにしないことが大切だと思います。

最近は省エネとエコロジーへの関心が高くなっていますので、この手の節電器が色々出てくるかと思いますが、少しでも怪しいと思ったら契約しない事ですね。

さて企業における節電の最大かつ最も効果的な方法は残業しないことでありまして、その効果はてきめんでありまして、残業を”しない””させない””許さない ”の3無い運動が大切で下手にパソコンの電源をこまめに切って、かえって立ち上げに時間がかかって業務時間が延びてしままったりするよりも、余程電気代の節減になるのでありますし、おまけに残業代までカットできてしまう訳ですから、まさに一石二鳥の電気代節約方法なのであります。

ただ早朝出勤に関しては3無い運動を推進することは難しような気がするので有りまして、まさか電気料金の節約のために全員、提示ぎりぎりに出社しろとは言えませんからね。

で残業の撲滅に成功してしまいますと、他は細かい部分に気を配って行くしかないのですが、来客が多い会社ですとあまりに変な節電に精を出しましても、来客の印象が悪くなってしまいますので気をつけたいですね。

さて一般的に電気の使用量が大きい物から考えますと、先ずはエアコンでしょうね?

エアコンの節電に関しては一般家庭での節電と全く同じ事でありまして、フィルターをマメに掃除して設定温度を適度に調節して、不要な時は動かさないだけでありまして、当たり前の話なのであります。

照明器具の類も不要な場合はさっさと消すに限るのでありまして、場所によってはLED照明に変更してしまうのも、節電効果が高いと思います。
※LED照明に関しては光度は結構あるのですが光量と言いますか広い範囲を照らすには向いていないようですので、スポットライトとかトイレの照明など、使う場所は考えた方が良いと思います。

企業の中では他には余り電気代を節約できる処は少ないのでありまして、企業によっては冷蔵庫とかあるかもしれませんが、パソコンも基本的には起動しっぱなしが効率よいですし、やっぱり最初の話に戻りますが、企業や工場の節電は残業しないって事に尽きるのではないでしょうか?