経費削減のアイデア

日本には三人寄れば文殊の知恵って言葉がありますが、今回はこんな事も絡めながら経費削減のアイデアについて考えてみようと思います。

まず企業の経費削減は所属する全ての社員が考えて実行すればより大きな効果が望めるのでありまして、経営者だけが経費削減を叫び回って紙に経費削減って書いて壁に貼っても紙とインクが無駄に使われるだけで、経費削減にもならなければ、アイデアも出てこないので有りますね。

経費削減を会議の議題に取り入れている企業も有るようでして利益の追求には必要な事ですから、積極的に行った方が良いでしょうね。

さて、経営者が口を酸っぱくして経費削減を社員に言っても中々各社員に徹底されない場合ですが、電話をかけたりコピーを取っても目の前でお金を払うわけではありませんから、会社の経費を使っている実感が薄いのと、節約して会社に利益をもたらすことになっても自分には還元されないので関係ないって思ってしまうことでしょうね?

これらを解決するには例え毎月かかっている経費の支出一覧を紙に書いて張り出すとか、経費の推移をグラフにして視覚的に理解して貰う必要が有ると思います。

それと、企業は売り上げ目標を達成した場合には報奨金とか金銭面で社員に還元する場合が有りますが、経費を削減して利益計上に貢献しても評価されない場合が多いのでありまして、この辺りもに直す必要が有るのではないでしょうか?

経営者の方は理解されていると思いますが、物やサービスを販売して手元に残る利益と、出費を抑えて節約によって手元に残る利益は最終的には同じ物でありまして、この辺りは考慮する必要が有ると思いますね。

私が思うには、視覚的にちゃんと出費の内容を理解して貰って、経費削減に対する社員への還元を考えるなどを行って下地を作った状態で、経費削減のアイデアを募る会議でも行えば、積極的に意見が出てきて、良いアイデアが出てくるのではないでしょうか?

それと、社員から経費削減のアイデアを募る場合において、経営者ですとか上層部の経費の無駄使いを指摘できるような雰囲気が必要だと思いますし、指摘されて納得すれば素直な気持ちで従うって心構えが幹部には必要でしょうね?

なんと言っても一般社員よりも、中間管理職ですとか幹部クラスの社員の方が無駄な経費を使っている場合が多いですし、社内に与える影響も大きいですからね。

では良い経費削減のアイデアが出てくるといいですね。