浪費削減

企業の業績が低迷してきて資金繰りが苦しくなってきた時に行うのは経費削減、リストラになどを行いまして、業績の立て直しを行うのが常道ですが、個人の場合も収入と支出(借金の返済)が崩れてきて、厳しきなってきたなと思ったら、企業と同じ事をするべきなのですが、比較的早めにしかるべき手を講じる企業が多いのに比べまして、個人の場合は支払いがかさんでにっちもさっちもいかなくなってから、返済のための新たな借りれ、多重債務者への最初の一歩を踏み出してしまうのですが、個人の場合も速やかに浪費削減などに取り組むべきでしょうね。

本題に入る前に、企業の場合には比較的早く経費削減などの手を打つ事が多いと書きましたが、これはちゃんと経理作業を行ってませんと、企業経営が出来ませんし多くの企業の場合は顧問の税理士や会計士が付いていますので、業績が低迷してきたら素早く察知できるので有りますが、個人の場合はその仕組みが出来ていないんですよね。

個人の場合ですと家計簿や資産管理って事になるのですが、家計簿を記載している家庭は少数でして、別に家計簿をつけていなくても支障なく日常が送れてしまいますので、本当は借金の返済金額が膨らんで赤信号の状態なのに、まだ楽観的にとらえてしまう場合も多いのでは無いでしょうか?

※多重債務の原因は浪費が全てだとは思っていませんし、やむにやまれぬ事情で借り入れが増えてしまって、真面目な性格から返済のために多重債務に陥ってしまう人も多数いらっしゃると思います。

さて本題の浪費の削減ですが、基本中の基本は家計簿や収支の記録を付ける事から始まると思いますが、見えを捨てて付き合い交際の類をカットして、とにかく削れるものは全部削ってしまって一度、収支のバランスをプラスにまで持って行ってしまえるならラッキーだと思います。

ですのでプラスマイナスゼロで更に、テレビを撤去してNHK受信料金の契約解約ですとか新聞の購読もストップして固定電話も解約してって具合にやり過ぎぐらいに行ってしまって、出来る事なら収支のバランスを少しでもプラスに持っていく事が出来たら、再スタートが可能になってくるのでは無いでしょうか?

私が思うには、新聞やテレビまでなくしてしまうって事は、貧乏になったって事を実感出来て、元の生活に戻る為の意欲が出てくるのではないかなって思いますよ。

追伸
浪費の削減で必要以上に食費は切り詰めないほうが良いと思います、しっかりした食事をとりませんと、頭も回りませんし体の動きも鈍くなりますので、借金の返済も貧乏からの脱出もかえって難しくなると思います。
しっかり食べてしっかり頑張って借金問題に片を付けるって所でしょうね。