消耗品の節約方法

今回のコラムでは消耗品の節約について書こうと思いますが、その為にはまず消耗品の定義から書く必要が有りますので、先ずは消耗品の定義から書こうと思いますがこれが業種や時として経営者の考え方によって消耗品の範疇に入れる物が大きく違ってくるのですよね。

でですね、私の乏しい知識から書いてみますと税法上の区分から言えば10万円以下の物品に関しては資産計上の必要が無く、消耗品として資産計上は不要ですし、企業によっては1万円以下とか3万円以下を消耗品に定義して稟議不要で現場の決済で購入できるようにしている場合などの消耗品の定義が有りますが、一般的には筆記用具・電球や蛍光灯、潤滑油の類、各種文具やコピー用紙、マウスなど毎日の使用で消耗していって補充や買い換えが必要な物ってのが一般的な定義になると思います。

さてそれらの消耗品の節約方法ですが先ずは予算を決めてしまってその予算内でやり繰りさせるのが基本でしょうね、企業によっては鉛筆一本、消しゴム一個購入するにも社長の決裁や了承を必要とする企業があるようですが、あれは企業の活気を削ぎますし、そもそも消しゴム一個まで社長が決済するようであれば、社長が随分と非効率な業務内容になっている筈ですので、消耗品の節約よりも社長の業務内容を考えたほうが良いでしょうね?

まあ何と言いますか個人事業主の場合を除きまして消耗品を使用するのは全ての社員で更にその中でも、事務員さんだったり現場に近い社員の方のほうが消耗品を使う機会が多いのが普通なのでありまして、企業全体で経費削減を真剣に考える為には末端の社員から経費の削減を考えて貰う必要が有りまして、じゃあ消耗品を使う社員も予算内でやり繰りしてねって形が理想ではないかと思いますね。

あと私のほうから消耗品の節約にういて書けるのは、必要以上にまとめ買いしない事でしょうね?
まとめて買うと安くなるって事は良くありますが、ボールペンは書けなくなったりしますし、セロテープは変質する事が有りますし、コピー用紙を大量に購入しても湿気を含んでしまったり、なにしろ場所を取ってしまいますし、なによりまとめて購入した消耗品をちゃんと管理しないと、無駄な在庫が増えるだけですからね。

そんな訳で、消耗品の節約に関しては、予算を決めてその中でやり繰りを行う事と、まとめ買いをして一見安く買えたようでも、実際には無駄な出費になってしまう場合も多いので、必要以上にまとめ買いをしないって事が、消耗品費の節約方法では無いでしょうかね?