飛び込み営業とトラウマの克服(スランプ脱出)
一般個人宅への飛び込み営業は最近減少しているようですが、(私の自宅に訪問する営業マンが減っていることから)、法人相手の新規顧客開拓にしても減っているとは言え、アポ無しで訪問してお客にするという営業手法は一部で、(新・電力、プロパンガス、貴金属買取、新聞、布団)続いていますよね?
違う視点で新規顧客開拓を考えてみますと、飛び込み営業を行う会社が減っているという事は競争相手が少なくなっていると言う事ですから一定の明るさがあるかと思いますが、この新規顧客開拓の飛び込み営業は脱落率が高いといいますか、途中でめげてしまう営業マンが非常に多いのが現実ですよね。
その飛び込み営業が割に合わないのでしたら転職すべきですが
暑い日も寒い日も雨の日も外回りの仕事は辛いものがりますし、そもそも呼ばれても居ないところに勝手にこちらの都合で訪問するのですから、邪険にされたり嫌な顔をされる事が普通にありますから、途中で転職を考えてしまうのは普通のことかと思います。
ただ転職するにしてもまずは人並みに実績を出してからのほうが転職後も楽かと思います。
トラウマの正体
人は過去の経験から未来を予測しますが。簡単に書きますとこれがトラウマの正体です。
過去に飛び込んだ先でとても嫌な思いをしたとか、丸一日一生懸命飛び込みをやっても一件も成果が出なかったとか、蔑まれたとかトラウマになる原因となる経験は色々あると思いますが、その経験から未来の自分を予測してしまうと、行動できなくなるという事ですが、それって割合と確率の問題でしか無いのです。
実は統計を取るとはっきり分かるのですが、どんな営業マンでも始めたばかりの新人のあいだは失敗したり恥をかいたり嫌な思いをする確率が高くて、経験を積むうちにプラス面が増えてくるのですけど、数日とか短い期間では実感する事が出来ないので、未来永劫自分は飛び込みで嫌な思いをすると確信してしまうんですよね。
トラウマの克服は経験と考えるかどうか
別に営業活動に限ったことではない話になりますが、考え方一つなんですよ。
ものすごくつらい経験とか嫌な経験をした人が、将来において昔つらい思いをしたからあとから出てきた嫌なことに何とも感じなくなる人も世の中には多いのです。
ですのでトラウマの克服は経験を積んだと単純に心のスイッチを切り替える事に尽きるのです。
意外と一流企業も飛び込み営業をやってる
余り知られていませんが日常的に飛び込み営業(対法人)をやっているのが銀行の営業マンです。
他にもカラオケ関係の大手もそうですし、様々な業種を見てみますと無作為にドア・ツー・ドアの営業ではありませんが、地道に飛び込み営業をやっている業界は少なくないのです。
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