社員旅行

1999年の創立以来、わが社は今だかつて社員旅行をやったことが無いのです。

私以外は若い社員ばかりの会社でして、社員全部が社員旅行のような団 体旅行は好きでないようで、社員旅行に行くなら休暇をもらった方が数段良いとの事。

私のサラリーマン時代、毎年社員旅行には行っていた経験がありますが、行ったら行ったでそれなりに楽しいのでは有りますが、社員旅行を毎 年、毎年、楽しみに指折り数えて待っていたわけでは有りませんし、社員旅行がなくても別に何の事はなく、むしろどちらかというと社員旅行よりも休みをもら えたほうが嬉しい口ではありました。

社員旅行発祥は何時の時代で、どこの会社が始めたのか、たぶん誰も知らないと思いますが、元来想像をいたしますに、会社が儲かってちょっと 旅行にでも会社の金で行くかってんで始まったのが、何時の間にか定着したのと、求人の際に会社が儲かっていることを誇示するために、求人に社員旅行有りっ て何処かの会社が求人案内に書き出したので、今まで社員旅行をやっていなかった会社もやりだしたのでは無いでしょうかね。

さて、時は流れ現在です、確かに求人募集欄に社員旅行が年1回とか記載してある会社も今だ多く見かけますが、果たして社員旅行が有る事で、 求人に役に立っているのか気になるところです。

かえって今の若い人ですと同じ待遇なら社員旅行の有る会社よりも、社員旅行は無くてその分休暇が多い会社のほうを選んでしまうかもしれませ んね。

勿論、社員旅行の目的には社員の親睦を深めて、今後の仕事におけるコミニケーションを円滑にする壮大な?目的も有るかもしれませんがね。

ただ、コミニケーションなのか飲みにけーしょんなのか不明で夜の宴会での酒宴、つまりアルコールを口にして騒ぐことが最大の目的のような、 社員旅行は、お酒が飲めない社員が一人でもいた場合もそうですし、酒は飲んでも大勢で騒ぐことが嫌いな人間も(私もあまり好きではありません)、社員旅行 の季節になる憂鬱になっているかも知れませんから、幹事さん、考えたほうが飯間もしれませんね。

弊社も10周年記念にでもなれば、アメリカのYahoo本社とかマイクロソフト社へ見学を兼ねて社員旅行に行こうかなとは考えています。

追伸

有る人に言わせますと社員旅行なんてものは経営者の見栄で残っているようなもので、今どき社員旅行がリクルートに関係したり社員の コミニケーション向上に役立っているとは思えないのだそうです。

働く人の意識も大きく変わってきましたので、正解に近くなってきたような気が致します。